【ジョジョランズ2話】ネタバレ考察感想!岸辺露伴登場とウサギ・アロハオエのスタンドTHEMATTEKUDASAI(ザマッテクダサイ)の能力が判明【ジョジョ9部】

ジョジョランズ(ジョジョの奇妙な冒険第9部)ネタバレ感想解説考察

ジョジョランズ2話『ハワイ島にいる日本人』をネタバレありで考察します。

今回の内容は

  • ジョディオが警官に捕まりかける(プロローグ)
  • ダイヤモンドを持つ日本人が岸辺露伴だった
  • ウサギ・アロハオエ先輩のスタンドが「THEMATTEKUDASAI(ザマッテクダサイ)」

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ザ・ジョジョランズ(9部)第2話ネタバレあらすじ

プロローグ(ジョディオとDEAの会話)

ジョジョランズ ジョディオ

(c)LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社/荒木飛呂彦/ジョジョランズ

部隊は、オアフ島サウスキングストリート。ジョディオと、自称ケイトの友達との会話から物語が始まります。

週末大切な試験があるから「アレ」(記憶力が上がり意識が覚醒するもの)をあたしにも少し分けてと言います。

ジョディオは警察官に見えてきたと言い始めて、疑心暗鬼な会話劇が始まります。これは海外ドラマ「ブレイキング・バッド」のやり取りと同じですね。

売り手「警察官に見えてきた」

 

買い手「買う気失せた」(去ろうとする)

 

売り手「ちょっと待った…!」

 

買い手「警察って正義の人ってことでしょ?正義の人は証拠の操作中に警察官はウソをついちゃあいけない。覆面の潜入捜査の録音で警察官が嘘を言ってたらそれは証拠として無効になる」

 

買い手「だからもし誰かに警察官ですか?って質問をされたら警察官はその時その質問にはいそうです!って、答えなくてはいけない。だから君は正々堂々と警察官ですか?って聞けばいい」

 

売り手「あなたは警察官ですか?」

 

買い手「違います」(お金を渡す)

結果的に、ジョディオの読みどおり、相手は「警察官(DEA)」でした。

ジョジョをもっと理解したい人は、ブレイキング・バッドを絶対見るべきです!荒木先生が描く今後の展開のヒントが大量にあります。

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本編開始!

映画のような「JOJOLANDS」のタイトルと共に、ハワイ島到着後からやっと本編の始まりです。

今までの1~2話(前半)は、全てプロローグだったんですね。ここからジョディオ達の本当の物語が始まります。

ハワイ島コナ空港13:35PMに到着。日にちが書いていないので、今後起きる出来事は「1日」のウチなのでしょう。

ジョディオ、ドラゴナ、パコたちは先入りしていたようです。遅れてきたのはウサギ・アロハオエ(17)。ジョディオがブツを売っていた先輩ですね。

誰かにメールをしているようで、相手は「メリル・メイ・チー」でしょう。ウサギを介して、監視しているはず。ジョディオたちが失敗した時に、トカゲの尻尾切りで捨てられる可能性もありそうです。

割り勘と言って3人から30ドルもらいましたが、車の料金は90ドルでした。つまり、30ドルを騙し取っている小狡いやつです。ポジション的にはミスタとかみたいに、憎めないキャラになりそうな予感がします。

ターゲットの日本人の別荘の近くに来た一同。レンタカーでハワイをドライブする姿は、映画っぽくて良いですね。

忍び込むために、ウサギがスタンド能力を発動します

 

ウサギ・アロハオエのスタンド『THEMATTEKUDASAI(ザマッテクダサイ)』

ジョジョランズ 先輩

(c)LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社/荒木飛呂彦/ジョジョランズ

ウサギのスタンドは『THEMATTEKUDASAI(ザマッテクダサイ)』です。

『在るモノで誰かが欲しいと思うモノ』に変身する力で、協力者がいないと使えないです。

元ネタはキング・クリムゾンの曲。5部ラスボス「ディアボロ」のスタンド能力と関連する選曲なのは意図があるのか…?

今回は、願いによって、カメラに分身していました。

カメラが録っている画像も2つになっているそうで、左右の画面どっちがフェイク画像なのか証拠として決めてはないと言います。

たしかに、ドラゴナの服の「D」が「B」に変わっていたり、パコの帽子の「PACO」が消えていましたね。

完全に同化するのであれば、かなり強いですよね。ウサギ本人が離れても、スタンドは残り続けるのでしょうか?

 

日本人の正体は「岸辺露伴」(同姓同名)

 

4人が別荘に入った先にいた日本人は、なんと岸辺露伴!

4部と同姓同名で見た目も同じです。今まで同じ名前のキャラは7部でも8部でもいましたが、見た目かスタンド能力が必ず違いました。もしかしたら、作者の分身として、何でもありな存在として露伴は存在するのかもしれません。

ちなみに最近ドラマ化もして話題のスピンオフ「岸辺露伴は動かない」世界とは違う露伴なのでしょう。

 

ザ・ジョジョランズ第2話ネタバレ感想

ジョディオの信頼

ジョジョランズ ドラゴナ

(c)LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社/荒木飛呂彦/ジョジョランズ

ジョディオはドラゴナにだけ、見張りの結果を耳打ちしました。これは、まだ他のチームメンバーを完全に信用していないということでしょう。

パコがジョディオの能力を見た時に、初見のような反応をしていましたし、ジョディオは今まで能力を明かしてなかったともいえます。逆に言うと、これまでピンチな状況には陥らない、安全な取引のみをしてきたのでしょう。ここから先がジョディオの人生にとっての大きな転換点であることを予感させる作りです。

 

岸辺露伴は何故別荘にいるのか?ダイヤモンドを持ってきているのも謎

岸辺露伴は「岸辺露伴は動かない」の富豪村の中で、山を買ったという話がありました。別荘に関しては難色を示していましたが、土地を買うことに抵抗感はないようです。

ハワイに別荘を買ったのも単なる避暑のためなのでしょうか?

多分、別の目的(取材)があったのでしょう。1話冒頭のスタンド能力についての話を踏まえると、スタンドについての調査をしたくて、ハワイの特殊な土地を調査しにきたのかもしれません。

また、海外に行くのに超高額なダイヤモンドを持っているのも不可解です。絶対に何かありますよね…。

考えられる線としては、誰かと現物取引をするのに必要だった、という可能性。ただ、海外送金でも良さそうなので、闇社会の誰かとの交渉なのでしょうか?ハワイにある特別なものを手に入れるためなのか?聖なる遺体のような特別なアイテムがあるかもしれませんね。

あるいは、「隣の世界」を訪れた7部の大統領が、聖なる遺体の代わりにダイヤモンドを集めていましたよね。

もしかしたら、大統領はダイヤモンドを基本世界に持って帰っていたかもしれません。それは特別な力を持つはずですので、露伴がゲットしていても不自然ではないでしょう。

誰にも奪われないように、常に持ち歩いている可能性もあります。あるいはハワイでこそ使えるものだったのかもしれませんね。

 

 

ザ・ジョジョランズ第2話ネタバレ考察

9部の岸辺露伴は「4部」や「岸辺露伴は動かない」同一人物か?

岸辺露伴は、4部の主人公・東方仗助の友人であり、漫画家です。

彼の名前が最後に登場したのは、6部の「メイド・イン・ヘブンその⑥」で、それから20年ぶりの本編登場でした。

9部の第1話で、「どこかの漫画家」がスタンド能力を語っていたのも、露伴の登場の伏線となっています。

露伴の名前と容姿が、4部の「岸辺露伴」と同じであることが気になるところ…。7部以降のパラレルワールドでも、同じ名前を持つキャラクターが存在しますが、同姓同名で同じ見た目のキャラクターは初めての登場になります。

9部の露伴は、4部の露伴と同一人物に見えますが、別人と考えるべきだと思います。

4部の時代には、露伴の漫画「ピンクダークの少年」は英訳されていませんでした。その後の10年で翻訳されて、アニメ化した結果、ジョディオの元に届いたのでしょうか?

ただ、1〜6部の世界線は、プッチ神父の時の加速によって、終わっているはずです。

ただ、あの時にも露伴先生だけは原稿の〆切に間に合っていた描写もありました。

「ヘブンズドアー」は「メイド・イン・ヘブン」を無効化する、天国つながりの秘密が荒木先生の頭の中にはあったのかもしれません。

ちなみに荒木飛呂彦先生は『JOJOVELLER』の中で、

「『ジョジョリオン』と『岸辺露伴は動かない』は 隣り合わせの世界だ」と発言しています。

「岸辺露伴は動かない」とジョジョ7〜9部は、パラレルワールド(隣合わせの世界)で間違いないでしょう。

 

ジョディオのスタンド能力は?

ジョディオのスタンドについて考察します。ジョディオは、警官たちに「ノーベンバーレイン」というスタンドを使っています。

前回は警官たちの体に穴を開けましたが、今回はブツの袋に穴を開けただけで、ジョディオを含む人間に危害が及んでいませんでした。

この能力は、攻撃対象を厳密に指定できるため、警官の靴に穴が開いたことから、「生物」と「それ以外」を指定できると考えられます。

また、ノーベンバーレインの攻撃対象は、本体の真下のみに限られるため、遠距離では使えず、近距離での戦闘に適していると思われます。

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