【ジョジョランズ考察】ジョディオ・ジョースター | 「11月の雨(ノーベンバー・レイン)」スタンド能力解説・家族関係・ネタバレ

『ザ・ジョジョランズ(ジョジョの奇妙な冒険第9部)』に登場するキャラ「ジョディオ・ジョースター」についてまとめています。ジョディオが使用するスタンド能力「11月の雨(ノーベンバー・レイン)」を始め、名前のディオの意味や、ジョースター家との関係なども考察・ネタバレしています。ジョジョランズの最新話までの内容を含むので、ジョディオ・ジョースターについて調べる際にご覧ください。

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ジョディオ・ジョースターのキャラ紹介

引用:『The JOJOLands』第1話(荒木飛呂彦 / 集英社)

ジョディオ・ジョースターの基本情報

• 「ザ・ジョジョランズ」の主人公
• スタンド名は「11月の雨」
• ハワイに住む15歳
• 幼少期から違法薬物の密輸を行う
• 夢は大富豪になること
• 反社会性パーソナリティ障害(サイコパス)診断
• 岸辺露伴のファンで自宅に単行本所持

ジョディオ・ジョースターの家族構成

引用:『The JOJOLands』第1話(荒木飛呂彦 / 集英社)

7部、8部のキャラクターとの関係が明らかになっています

• 父:不明
• 母:バーバラ・アン・ジョースター
• 兄:ドラゴナ・ジョースター
• 祖父:ジョセフ・ジョースター(文くん)
• 高祖父:ジョニィ・ジョースター
• 従兄弟:吉良吉影、虹村京

つまり、7部の主人公ジョニィ、8部最終話付近に登場したジョセフ(文)くんから続く「ジョースター家」の血統なのです。

8部の主人公(の片割れ)吉良吉影とは、従兄弟の関係でもあります。

父親は不明ですが、ジョ”ディオ”という名前から「ディオ・ブランドー」との関係があるかもしれません、記事後半で考察します。

ジョディオ・ジョースターの「メカニズム」

ジョディオは「メカニズム」と呼ぶものを大切にしています。

従うべきであり、優位性を得ることができる一般原則と、ジョディオは考えています。

1話では、クラスメイトからいじめられている人気のない子供とは対照的に、ジョディオはメカニズムに従っているので、信頼され人気を得ていました。

ジョディオ・ジョースターはサイコパス

ジョディオは2話で「反社会性パーソナリティ障害(サイコパス)」と診断を受けています。

テストでは、衝動性や後悔を感じることができないなど、いくつかの特徴が明らかになりました。

ジョディオの性格は、診断と一致しています。

一方でジョディオは診断を受けて、「反社会性」という部分に傷ついていました。

つまりジョディオは「社会」というものに対する信頼があるのです。

社会の側に「正義があり、欺瞞がない」状態であって欲しい。

そして自分はそんな「社会」であれば、属していたい、と考えていそうです。

しかし現実は、法律を無視して嘘を付き、正義ではない私利私欲で動き、権力を立てに暴力を振るう警官がいる。

そんな社会にジョディオは憤りを覚えています。

11月の雨(ノーベンバー・レイン)のスタンド能力考察

ジョディオのスタンド『11月の雨 (ノーベンバー・レイン)』考察

引用:『The JOJOLands』第1話(荒木飛呂彦 / 集英社)

ジョディオのスタンド名は『11月の雨 (ノーベンバー・レイン)』

能力は、名前の通り「レイン(雨)」に関するもの。

1話で攻撃した警官から血は出ていなかったので、物理弾のような威力はなさそうです。

重力を操るスタンドの可能性もあります。雨粒のようなものに重さを与えて、敵を動けなくするのか？

人の肌を貫通しない重さなので、細かな調整ができるのでしょう。

ジョディオのスタンドは進化してACT2になる？

主人公キャラなのに半人型のスタンドなのは珍しいので、これから進化していく気配がします。

4部や7部のようにACT2,ACT3と進化して、体のパーツが増えていくかもしれません。

もしも5部ジョルノと重ねるなら「矢を使ってレクイエム」に進化したように、「溶岩を使って○○」に進化する可能性も考えられます。

『11月の雨 (ノーベンバー・レイン)』の元ネタ

11月の雨の元ネタは、ガンズ・アンド・ローゼズの「November Rain」

タイトル「ノーベンバー・レイン」(11月の雨) は「In the cold November rain」という歌詞からもわかるように、”苦境”を表現した言葉です。

歌詞をざっくり要約すると、「愛する人とすれ違い、破局してしまったことの後悔。でも、愛がいつまでも続かないように、心の傷(11月の雨)だっていつか癒える。そしてこの愛から、愛の大切さを知った」という感じになると思われます。

主人公と恋人が、その後よりを戻したのか、それとも別々の道を進んでいったのかは、解釈が分かれるところです。

https://lyriclist.mrshll129.com/gunsnroses-november-rain/

わざわざ荒木先生がこの曲を選んだのは何故でしょうか？

9部は8部と違って、ヒロイン枠はいないようなので、より広い意味での「愛情」の話になるのでしょうか。

あるいは心が癒えるまでの「時間」が一つのキーワードになる気もします。

雨は「メカニズム」の象徴？

ジョディオが大切にする「メカニズム」の象徴が「雨」かもしれません。

「降った後に、蒸発し、再び降る」という循環こそが、あるべき姿なのでしょう。

「奪った物を与え直す」というのがジョジョランズにおける一つのテーマになりえるかもしれません。

ジョディオと「ディオ・ブランドー」一家の関係は？

ジョディオの父親は「ディオ・ブランドー」？

ジョディオは名前の通り「ジョジョ」の一族と、「ディオ」の一族と関連を持っていそうです。

ここで気になるのが、ジョディオの父親です。

何者なのか明かされていませんが、7部のディエゴ・ブランドーの子孫がジョディオ達の父親という可能性はないでしょうか？

そうであれば、ジョディオが母型の「ジョジョ(ジョースターの一族)の血筋」と、父型の「ディオ(ブランドーの一族)の血筋」を併せ持つ人物という設定になります。

ジョディオと5部ジョルノの関係性

9部主人公ジョディオは、5部主人公ジョルノと共通する所多数あります。

• ディオの関係者(名前、血筋)
• 15歳
• 成り上がりの大志(大富豪とギャングスター)

ジョルノがDIOの息子だったことを踏まえると、ジョディオもディオの血を継いでいる可能性があります。

ジョディオが大富豪を目指すのは1部パロディ？

第1部のDIOは父親から「お前は賢いから、一番の金持ちになれ」と言われて育ちました。

ジョディオの大富豪の野心も、今はなき父親(ブランドー)の遺言の可能性があります。

ちなみに1部DIOはジョースター家に拾われた後も、恩を仇で返す悪を続け、自分の夢のために周囲を犠牲にし続けています。

ジョディオもまた、薬の運び屋をやったり、警官をボコボコにしたりと、「悪」といえる行動を続けています。

「ジョディオ」の善悪

ジョディオは2つの側面を持つキャラクターなのでしょう。

ジョースター家の「善」と、ブランドー家の「悪」のそれぞれの性質です。

ジョディオを象徴するシーンで、白と黒が対比的に使われているのも、彼の2面性を表しています。

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