【12/10】今年買ってよかったもの20選

板垣巴留「BEASTERS」感想。敬遠せずに読むと想像以上に面白い

板垣巴留「BEASTERS」(ビースターズ)という作品が予想以上に面白かったです(第1巻時点)

以前、ナナメ読みをして、なんかウジウジしてそうな作品だな…としばらく敬遠していました。

アルパカ

正直言って、すまんかった!!!

ちゃんと読むと、

  • 心理描写、絵の細かさ
  • 「獣世界」という設定の面白さ
  • 殺人犯探しというミステリー

など「あれ、面白い!」と気づきました。

 

「BEASTERS」はどんな作品?

「BEASTERS」(ビースターズ)は「二足歩行する動物たちが暮らす世界の話」です。

基本的に人間はいないと考えて良いはず。

特徴的なのは「肉食獣」や「草食獣」が一緒に暮らしている点。

 

あらすじは以下の通り。

全寮制のチェリートン学園でアルパカのテムが何者かに食殺された。
肉食獣と草食獣が共存する世界で、それは最大のタブーであり、超えられない種の壁でもあって…。
ハイイロオオカミのレゴシ(17歳)と多種多様な動物たちが織りなす、激しく切ない青春群像劇!!

BEATERS

 

ビースターズの物語

ビースターズの物語の障りだけ紹介します。

 

舞台は獣たちが暮らす学園。

ある日そこで、殺人(殺獣)事件が発生します。

草食動物(アルパカ)が、肉食動物に殺されたのです。

学園内には緊張感が走ります。

 

主人公の名前はレゴシ。

演劇部に所属する、気弱なオオカミ(肉食動物)です。

当然、彼も「仲間殺しの犯人」として疑われます。

はたして、

  • 仲間(草食動物)を食べるというタブーを犯した犯人は誰か?
  • 彼の所属する演劇部の舞台は無事にできるのか?

…みたいな展開で物語は進んでいきます。

 

ケモノ(furry)系の作品ですね。

ケモナーの皆さんは既にチェック済みかと思いますw

 

作品テーマは何か?

作品テーマは、人種問題などを含めた差別、多様性の否定と肯定などだと思います。

※まだ2巻までしか読んでいないので別の展開あったらごめんなさいw

 

類似作品はズートピア?

「ケモノ社会が舞台」な類似作品といえばズートピアですね。

こちらは、ウサギとキツネが主人公でした。

ズートピアはディズニー制作ということでライトな世界でしたが、「BEASTERS」は割とダークというかヘビーな内容と世界観です。

 

「BEASTERS」はマンガ大賞2018受賞。輝かしい受賞歴

「BEASTERS」の受賞歴は以下の通り。賞レース総なめ。

  • マンガ大賞2018
  • 「このマンガがすごい!2018」オトコ編で第2位
  • 第21回文化庁メディア芸術祭マンガ部門で新人賞
  • 第22回 手塚治虫文化賞 マンガ部門新生賞
  • 第42回講談社漫画賞 少年部門

 

BEASTARS」の原型は「BEAST COMPLEX」

「BEAST COMPLEX」は「BEASTARS」の原型となった作品です。

草食動物と肉食動物が共存した世界が舞台のオムニバス。

2016年に週刊少年チャンピオンで短期掲載されていました。

 

作者の「板垣巴留」さんは何者?

作者の「板垣巴留」さんという方の基本情報はこちら。

  • 1993年生まれ
  • 東京都出身
  • 女性
  • 武蔵野美術大学映像学科卒

授賞式の様子を見るに、女性であることは確定です

 

刃牙作者の「板垣恵介」さんと同じ名字。娘なの?噂?

板垣巴留さんは、刃牙作者の「板垣恵介」さんと同じ名字です。

チャンピオン繋がりだし、年齢的にも娘である可能性はありえます。

調べたけど正確なソースは無かったので、とりあえずは「噂」として捕らえておくのが良いでしょう。

※作者の素性は、作品の出来には関係ないですしね

 

板垣巴留さんのインタビュー

板垣巴留さんのインタビューがありました。

『BEASTARS』・作者板垣巴留さんインタビュー! 「他人を簡単に批判したり冷笑したりするな!」ということを強く言いたい。

 

作者の考えが垣間見えます。

私は誰にともなく、「他人を簡単に批判したり冷笑したりするな!」ということを強く言いたいです。人間同士がコミュニケーションを取り、翻弄し合って、そこで生まれるドラマがとても大切だと思っています。これをまとめると、多様性なんだと思います

板垣 : 少年誌の連載なので、主人公を高校生に設定しました。特に、17歳は生きるうえでの葛藤や欲求、不安などが最も可視化されやすい年頃だと思います。なので、今となっては正解だったと思えます。

板垣 : むしろ少女漫画しか読んでいなかったので、自然と少女漫画的要素は濃くなっていると思います。例えば、モノローグで読者さんを作品内部に引き込んだり、サブタイトルが詩っぽかったりする部分です。

たしかに少年漫画掲載ですけど、少女漫画的というか、「多感な学生の青春」を切り取ったような側面があるマンガです。

 

BEASTARSはこんな人におすすめ

って感じで、とりあえず1巻2巻を読んだのですが、面白かったです。

ただ最初に言ったように、ななめ読みして、面白さに気づかず一度読むのをやめています。

  • 「ケモノ」がキャラクターという点に少々抵抗があった
  • 少年漫画だと思ったら繊細なタッチで少女漫画風の話だった

という点が、原因だったかなーと。

 

「BEASTARS」はこんな人にオススメです

  • 学園ミステリーものが好きな人
  • ケモノ系の話が好きな人
  • 少女漫画っぽい描写が好きだけど少年漫画も好きな人

 

もしよければ読んでみてくださいー。

個人的には予想以上に面白かったので、最後まで読もうと思っています。

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