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Mr.Children「重力と呼吸」感想。ミスチル新アルバムの意味の分析。全曲レビュー。

Mr.Children(ミスチル)の新アルバム「重力と呼吸」の分析と、個人的な感想(レビュー)です。

前作「REFLECTION」から3年4ヶ月ぶりとなる本作、桜井さんいわく「最高のアルバムが出来ました!」とのこと。

アルパカ

学生の頃に聞いた「Youthful days」でやられて以来、ミスチル全アルバムを夢中で集めた私が語ります。今回も初日に買いました!

新アルバム「重力と呼吸」とは

『重力と呼吸』(じゅうりょくとこきゅう)は、Mr.Childrenのアルバム。

  • 19枚目のオリジナルアルバム
  • 2018年10月3日にトイズファクトリーから発売
  • 全10曲・約48分という凝縮した作り

公式HPはこちら

 

前作「REFLECTION」は23曲とミスチル史上最多の楽曲が詰め込まれたアルバムでした。

今作「重力と呼吸」はたった10曲しかありません。

それゆえに、一曲一曲をあえて選んだメッセージ、その繋がりが垣間みえます。

 

ちなみに桜井さんの「最高のアルバムができました!」は、後輩アーティストへのライバル心を燃やした結果、生まれた発言のようです。

桜井和寿は「最高のアルバムが出来ました!!」とコメントし、「『Mr.Childrenを聴いて音楽をはじめました』と話してくれる若手のミュージシャンがこのアルバムを聴いたら、音楽をやめたくなるような、また、もう僕らを目標にするなんて思わないくらい圧倒的な音にしたいと、熱い気持ちでアルバム制作に向かいました。で、その通りの音になっていると思います」と続けた。

引用元:Mr.Children ニューアルバム「重力と呼吸」全貌公開、桜井「最高のアルバムが出来ました!!」

 

特徴1:タイアップ曲が豪華

重力と呼吸の1つ目の特徴は「タイアップ曲の豪華さ」です。

 

アルバム10曲中4曲が、すでに世に出ている曲です。

※Youtubeリンクは後程載せます

 

特徴2:シングル曲「ヒカリノアトリエ」は”あえて”入れない

このアルバムの2つ目の特徴はシングル曲「ヒカリノアトリエ」は”あえて”入れないところです。

 

なぜ入れていないのか?

ミスチルを巻頭特集で扱った「ロッキング・オン・ジャパン 2018年 11 月号」のインタビューから引用します。

桜井「(中略)…音のベクトルをもうちょっと、シンプルで強いものに。あと、Mr.Childrenっていうバンドが見えてくる音にしたいっていう気持ちになったんです」

●バンドっぽいというか、ロックっぽいというか?

桜井「うんうん。そうですね」

●なるほどね”ヒカリノアトリエ”がシングルであるにもかかわらずアルバムに入っていないというのは、そういうことなんだね

桜井「そうですね」

引用元:「ロッキング・オン・ジャパン 2018年 11 月号

「ロック」らしいアルバムという統一性を求めていった結果だったらしいです。

アルバムを通じて、一つの世界観を表現しているということですねー。

 

特徴3:小林武史の不在。4人のミスチルとしての再スタート

重力と呼吸では、ミスチル初期から長年プロデューサーを続けてきた小林武史さんが不在です。

プロデュースのみならず、キーボーディストでも楽曲に参加していた小林さんは、5人目のミスチル的な側面があったと思います(主観です)。

そんな彼がいなくなった本作は、「4人のミスチル」として、再出発した一枚になっています。

 

その変化について、インタビューでドラムの鈴木英哉さん(JEN)が語っています。

今までの小林さんがプロデュースしてくれてる時って、彼がストーリーテラーとして、最初から最後までストーリーを紡いでいってくれたものに反応してやっていったりしたから、今回のように意識しなくてもできてた気がしたんですけど、今回は絶対それじゃ無理だなと思って、(中略)フレーズを作りましたね

引用元:「ロッキング・オン・ジャパン 2018年 11 月号

 

また桜井さんも「DIYで4人でやりきる」という発言をしていました。

桜井「(中略)家の基礎と骨格はMr.Childrenの4人で作ります、あとは外部発注で、ストリングスの方とブラスの方に作ってもらう、っていうやり方じゃなくて、DIYで4人でやりきるっていう。そのパワーって、すごいと思うんです。

引用元:「ロッキング・オン・ジャパン 2018年 11 月号

 

その他にも、小林さんがいた頃は楽曲含めて「大きなドラマ」を語っていた。しかし、今は4人のまま(楽曲編成が変わらないまま)なので色々な世界(視点)に飛ばない…という話もロッキング・オン・ジャパンのインタビューでありました。

裏側が垣間見えて、すごい面白いです。

 

特徴4:重力と呼吸というタイトルの意味

4つ目は、過去にない種類のタイトル「重力と呼吸」の意味です。

※あえて類似を探すとすると「深海」が同じように武骨なタイトルといえるかな

 

インタビューなどで語っているところを見るに

  • ハードロック、ヘヴィめな曲が多いから
  • 科学的な視点がいいなと思っていた
  • 俯瞰で、対応が低い状態の言葉を探していた

というようなところから出た言葉だそうです。

アルパカ

個人的には、重力と呼吸は「生きている限り逃れられない点が共通点」だよなーと思いました

「重力と呼吸」全曲レビュー

みすちるの「重力と呼吸」全曲レビューです。

アルパカ

まだ曲の聞き込みたりてないので、曲に関する情報だけを簡単に載せます。後日追記します!

追記:2018年10月5日に歌詞に関する分析を載せました!

 

収録曲は以下の通り

  • 01. Your Song
  • 02. 海にて、心は裸になりたがる
  • 03. SINGLES
  • 04. here comes my love
  • 05. 箱庭
  • 06. addiction
  • 07. day by day(愛犬クルの物語)
  • 08. 秋がくれた切符
  • 09. himawari
  • 10. 皮膚呼吸

 

1曲目「Your Song」

「Your Song」が重力と呼吸のリード曲(1曲目)です。

  • 本作の情報解禁と同時にミュージックビデオ(Short ver.)が公開された
  • ミュージックビデオにメンバーが出演するのは「足音 〜Be Strong」以来4年振り
  • Original Storyには、林遣都と村上穂乃佳が出演している

MVはこちら。

ストレートなラブソングです。

二人の世界、積み重ねた年月という世界観。

「君じゃなきゃ」というリフレインが心地よい一曲。

 

2曲目:海にて、心は裸になりたがる

「海にて、心は裸になりたがる」はノリが良いロックンロール!

割と軽めの音楽。

 

「海にて、心は裸になりたがる」の歌詞は少々「現代風刺」的です。

スマホで批判する若者などのことを言っている感じ。

ただ、流石ミスチルという転換は「世界はつながっている」ということで、一方的な断罪になっていない点ですね。

 

3曲目:SINGLES

3曲目SINGLESの情報をまとめました。

  • テレビ朝日系ドラマ「ハゲタカ」主題歌
  • 本作発売日である10月3日にミュージックビデオ(Short ver.)が公開
  • ミュージックビデオには井之脇海さん、阿部純子さんが出演

「SINGLE」(1人)が複数形で「SINGLES」です。

  • 「君のオモカゲを探す僕」
  • 「守るべきものがいると弱いなら、今の僕は強い」

ズバリ「君」と別れた後の曲ですね。

※余談ですが、今回のアルバムは別れ・死を想起させる歌詞が多い気がします。

 

SINGLESの歌詞は個人的にかなり好みです。

特に最後の「楽しいのは今だけだと言い聞かせて、生きる知恵をつけた」というところ。

別れの悲しさから、自己防衛の術を見出したんですね。

「期待をする」「楽しいのがいつまでも続く」と思わないことで、その後に来る「悲しみ」を強く味わわないようにしているのかと。

 

4曲目:here comes my love

こちらもタイアップ曲の元シングル曲ですね。

フジテレビ系ドラマ「隣の家族は青く見える」主題歌です。

 

「Here comes A」で「Aがやってくるよ」という意味です。

つまり「Here comes my Love」は「わたしの愛がやってくるよ」的な意味。

歌詞の意味は、「my love(愛)」を胸に、希望を持って挑戦する…というような感じ。

「海原」というメタファーはワンピースのように大海原に飛び出す、冒険するということをイメージさせますねー。

 

5曲目:箱庭

アルバム曲の箱庭。

メロディと歌詞のギャップにやられました。

メロディは超ポップ、明るすぎる。

一方で、歌詞は残酷極まりない、生々しい描写。

※そもそもタイトルからして「箱庭」=閉じ込められた小世界ですからね。

 

これも「別れ」(or別れた後)の曲の一つですね。

  • 君を大好きでした
  • 誕生日を祝ってくれる人がいない

という歌詞から分かります。

 

6曲目:addiction

アルバム曲のaddiction。

addictionとは「ふけること、常用癖」って意味。

※もっとストレートに言うと「中毒」とか「依存」です

 

歌詞を読む限り、単純に「依存」している人物が再度「依存対象のものを求めてしまう」という内容。

薬物でも、お酒でも、なんでも「依存性がある対象」に人生が支配されている人の、苦しい心情を描いているようです。

 

 

7曲目:day by day(愛犬クルの物語)

アルバム曲「day by day」です。

愛犬クルって何?…というところが気になる一曲。

意外と歌詞は重たいです。

この曲も「別れ=死」がつきまといます。

 

飼い主を無くした犬は、毎日「飼い主の帰りを待つ」。

されども来ない。

「day by day」=「日に日に」その思いは強くなっていく…という内容です。

これをポップなメロディーに乗せています。

箱庭と同じ感じの試みですね。

 

8曲目:秋がくれた切符

秋に差し掛かった今にぴったりの一曲「秋がくれた切符」です。

歌詞は、不仲な二人が、季節の変化とともに関係が変わっていく…みたいな感じだと思います。

 

「秋がくれた切符」は直接的には「紅葉」のことを指していますね。

空から振ってきた落ち葉(紅葉)を手にした主人公。

それを切符に、次の季節、次の関係に進んでいく…ような感じかなーと。

 

映画などでは、よく「季節」と「恋愛関係」をリンクして語ります。

※例えば「ラ・ラ・ランド」とか、「(500)日のサマー」とか

 

風景が浮かぶ桜井さんらしい歌詞とメロディーで、個人的には一番好きな曲です。

 

9曲目:himawari

映画「君の膵臓をたべたい」主題歌「himawari」です。

後輩アーティストが追いつけないような曲を作ってやる…という熱意がこもった一曲。

アルバムの中でもかなり目立つ、壮大な一曲じゃないでしょうか。

 

「ひまわり」と「ひだまり」の韻を踏むなど、聞いていて楽しいです。

過去の曲にあるような語り手の「葛藤」「迷い」「自己批判」が見える歌詞でした。

 

ちなみにシングル版とはアレンジが違っていますので両方チェックです!

 

10曲目:皮膚呼吸

NTTドコモ25周年キャンペーンのCMソングで「未発表曲DEMO」だった1曲です。

実は、人は皮膚で呼吸をしています…というところからインスピレーションを得て作られた一曲。

「皮膚呼吸を妨げると死ぬ」というのは今では嘘とわかっていますが、その頃の記憶が書かせた一曲のようです。

※これも「ロッキング・オン・ジャパン 2018年 11 月号」に載っていました

アルパカ

曲を聞いた感想のコメントくれると嬉しいです!!

 

「重力と呼吸」開封レポ

ちなみに私は早速「重力と呼吸」発売初日に買いました。

重力と呼吸ジャケット

重力と呼吸ジャケット

 

色とりどり、流体のようなデザインが格好良い。

重力と呼吸のデザイン

重力と呼吸のデザイン

 

歌詞カードもカラフル。

どういう意味があるのだろう?

歌詞カード裏

歌詞カード裏

 

ちなみに「重力と呼吸」を買うと、期間限定で、特典「MUSIC VIDEO」もダウンロードできます。

購入を検討の方は、お早めにどうぞ。

特典

特典

 

アルパカ

「ミスチルからしばらく離れていた」という人もぜひ聞いてみてください~

 

オマケ1:重力と呼吸のツアーグッズを予約できる!

セブンネットで「重力と呼吸」ツアーグッズが早くも予約できるようですよー。

カラフルな「オフィシャルタオル」がめちゃくちゃ欲しい…。

Tシャツ、パーカー、ピックキーホルダーなども扱っているので、興味がある方はどうぞ!

セブン&アイホールディングスの通販サイト「セブンネット」

 

オマケ2:インタビュー「いつまで叫び続けられるんだろう」が面白い

Yahooに掲載されている桜井さんへのインタビューが面白かったです。

「全部の球種を使って」リスナーに音楽を届けようとしたのが23曲入りの前作だとすれば、新作「重力と呼吸」は「直球勝負」だ。収録曲数は10曲。一般的なアルバムより少ない。

「濃いアルバムにしたかったんです。なんて言うんだろう、『リスナーがそれぞれに、好きな景色をイメージして聴いてください』っていう音楽をずっと作ってきたけれど、このアルバムに関しては自分たちの自我が強く出ていると思います」

「重力と呼吸」では、生きるとは、自分とはという大きなメッセージは影を潜め、ごく身近で具体的な景色を歌う歌が目立つ。

「リスナーの想像力をあまり信用していないっていうか、もうきっとここまでのことを深く掘り下げて書いても理解しないだろうな、ただ通り過ぎていかれるだろうなっていうのがあるんです。だから、意図的に淡泊に言葉を書いているところはあります」

「たぶん僕は永遠に、何かに対してカウンターしていくってことがとても好きなんだと思う。

だから『ミスター』に対して『チルドレン』だし、期待に半分応えながら、半分裏切るし。

歌詞を書くうえでもメロディーを書くうえでも、予定調和をあえてつくっておいて裏返しするっていうことがすごく好きだし」

引用元:「いつまで叫び続けられるんだろう」――桜井和寿、26年目の覚悟

 

オマケ3:歌詞が詰まった書籍も買いました

歌詞が詰まった書籍も同日発売でして、そちらも買いました。

後ほどレビューします!

 

追記:レビューしました!(まだ読み込めてはいません)

yoursongのこの分厚さミスチル全曲詩集『Your Song』は手元に置くと人生捗りそう

 

以上、『Mr.Children「重力と呼吸」感想。ミスチル新アルバムの意味の分析。全曲レビュー。』というお話でした。

3 Comments

ゆか

初めまして
重力と呼吸3日目で体に馴染んできました。
ヒカリノアトリエの歌詞が好きなんですが、重力と呼吸には入れない方がいいって分かる気がします。
私の中では音楽隊ってイメージがあるんです。ヒカリノアトリエメンバーで奏でてるから余計にでも好きですけど 笑

addictionみたいに桜井さん大丈夫?!もしかしてとか勘違いさせる感じの歌詞も好きで、きっとライブで聞いたら色気凄そうな曲は大好物です!
himawariも取り直ししたミスチルの本気度が嬉しい。
Your Songも詩集の題名だから発売前から期待してました。
だいたい二番目の歌詞が好きなんですが、想像以上の一番も二番素敵でこんな風に愛されたい。とも感じました。

Your Songと同じくらいに思ったのは皮膚呼吸。
こちらはメロディがとても好きです。冬に聞きたいような感じ。

10曲濃いけど最高傑作なのも分かるけど、私のワガママとしてはもっともっとミスチルの曲が聞きたいです
リフレクションの間は長かったけど、リフレクション後ツアーたくさんしてくれたから、リフレクションと重力と呼吸はあっと言う間に過ぎ去りましたね

返信する
たこ焼き機

もう何周も聴いてます。全く飽きが来ないのがミスチルの不思議なところですよねり。

一曲目のYour Songがいきなり桜井さんのシャウトから始まったので一気に心を掴まれました笑
今回も桜井節全開でミスチルだなぁって思いました(語彙力)
個人的には箱庭が短い曲ながらもいちばんインパクトがすごくてめちゃめちゃ惹き込まれました。初期のミスチルみたいなポップな感じの曲調なのに歌詞がすごく重くて歌詞カード見ながら1人で何回も読んでました笑

ラストの皮膚呼吸はサビでも盛り上がりに圧倒されましたね。何回聞いても鳥肌立ちます。個人的には擬態とかに近い感じと曲だなぁと感じました。

たった10曲の中にミスチルの本気が詰め込まれてて最高でしたね!大満足!ライブ行きたいなぁ…(´△`)

返信する
ちっち

アルパカさんのレビュー面白かったです。
見てて気がついたんですが、重力と呼吸⇒10力と呼9⇒10と9、、、足して19
19枚目のアルバムとかかってるんですかねw
もう周知の話なのかな?

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