100日後に死ぬワニの最終回(100日目)の意味を解説【ネズミは犯人ではない】

100日後に死ぬワニ最終回

100日後に死ぬワニの100日目(最終回)が公開されました。

1日目〜99日目までのまとめはこちら

最後はどうなったのか?

どういう意味だったのか?を解説していきます。

100日後に死ぬワニの100日目の解説(ネタバレ)

一言でいうと「ワニくんが、ヒヨコを助けた結果、轢かれました」というオチ。

 

それまでの経緯を簡単に説明すると

  1. みんなでお花見(ワニくんは遅刻中)
  2. ネズミがバイクで迎えに行く
  3. ネズミが桜の写真を撮る
  4. ネズミがLINENグループに桜写真を送る(ネズミワニたち3人のグループ)
  5. ワニくんが写真を確認し返信する(「すげー!!」)
  6. ヒヨコが車に轢かれそうになる
  7. ワニくんヒヨコを助けて死亡
  8. ネズミがLINE返信を見る

という流れです。

ワニくんを殺したのはネズミ説?

ワニくんを殺したのはネズミ説もありますが「車が轢いた」のだと思います。

https://twitter.com/nechinechio/status/1240959770296635392

 

ネズミ陰謀説が根強いですが、ヒヨコが轢かれる前に車が映っています。

「ネズミが犯人」だと、ワニくんの死がより悲劇的になりますが、そういう意図は無いはず。

あくまでも「死は突然やってくる」ということを描きたかったのだと思います。

ネズミの写真を見たせい?歩きスマホ?

 

100日後に死ぬワニの誕生秘話?友人の死?

作者のホームページを見ると分かるのですが、

20歳、悟空であり、一緒にプリクラ撮りに行ったりした友達が事故に遭い亡くなる。
めちゃくちゃ泣く。
数ヶ月落ち込む。
ある時、何か出来ないかと思い、絵をまた描き始めた。

https://studio-kikuchi.com/about/

ワニくんは友人のことを思って描いたのではないかと推測できます。

友人の死を作者が受容するのに、意味のないただの事故ではなく、「その死が誰かを救った」という意味を持たせたかったのかなあ、と。

 

1〜99日目までのワニくんの伏線まとめ

1〜99日目までのワニくんの日常の中にある伏線(というか、重なる描写)についてまとめます。

3日目のヒヨコと100日目のヒヨコは?

この時もわにくんはヒヨコを助けるために行動しました。

ちなみにこの時の「ヒヨコ」はその後成長し鶏になっているため、100日目のヒヨコとは別の存在です。

https://twitter.com/codamax0324/status/1240953691403780098

この方の意見にあるように、ワニくんが2回目に助けたヒヨコは、鶏の子供ヒヨコだった可能性もあります。

 

ワニくんを殺した車は72日目の赤い車?

車といえば、印象的なのがこの72日目。

しかし、このときの車の色とは微妙に違うので、この車が轢いたというわけでもないはずです。

 

「100日後に死ぬワニ」のワニくんとその後

100日後に死ぬワニのその後(後日談)も描かれることは決まっているそうです。

あとは、書籍も出版するのだとか(中身ちょっと見られます↓)

作者のきくちゆうきさんの過去の本もありますよ↓

 

色々と考察(というよりも妄想)はありますが、シンプルに、

  1. みんなでお花見(ワニくんは遅刻中)
  2. ネズミがバイクで迎えに行く
  3. ネズミが桜の写真を撮る
  4. ネズミがLINENグループに桜写真を送る(ネズミワニたち3人のグループ)
  5. ワニくんが写真を確認し返信する(「すげー!!」)
  6. ヒヨコが車に轢かれそうになる
  7. ワニくんヒヨコを助けて死亡
  8. ネズミがLINE返信を見る

という話だったと考えて良いでしょう。

 

ワニくんロスで悲しい人は「作者の考え」が書かれるはずの本をどうぞ↓

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