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「ライムスター宇多丸の映画カウンセリング」で紹介されている映画が面白そう

「ライムスター宇多丸の映画カウンセリング」という

  • カウンセリング
  • オススメ映画紹介

という二つのコンセプトが混じった本が面白かったです。

ライムスター宇多丸さんは、日本のラッパーです。

ジャパニーズヒップホップ黎明期から活躍する「RHYMESTER」のMCとして有名。

ただ、毎週ラジオで映画批評も行う「超映画好き」としても、名が通っています。

「見たい!」と思ったオススメ映画4選

様々な「悩み」や「相手」ごとに、オススメ映画を紹介している本書。

細かいところはさておき、私が個人的に「見たい!」と思った映画を勝手にまとめました。

 

ピープルvsジョージ・ルーカス

スターウォーズは熱狂的なファンが多い作品です。

そんなファンほど「新三部作を嫌ったり、想像主たるジョージ・ルーカスへの不満、不信を語る」らしいです。

その理由がわかるドキュメンタリーが「ピープルvsジョージ・ルーカス」(2010年作)。

何故こんなに「信仰の対象」たる作品になっているのか分かるのだとか。

 

DOCUMENTARY of AKB48 少女たちは傷つきながら、夢を見る

AKBのドキュメンタリー映画も、全く興味なかったですが、本書を読んで「おぉ、面白そう!」となりました。

AKBの活動に付随する「負」の側面 当然ながらこれまではジャンルの建前上徹底して「ないこと」にされてきたような事柄に改めてスポットを当ててみせた、衝撃的かつ画期的な内容でした。

具体的には

  • 総選挙という「残酷ショー」の心理的な負荷
  • 死屍累々な巨大コンサートの裏側
  • 恋愛スキャンダル

など「そこまで踏み込むの!?」というところまで扱った内容だとか。

 

ロック畑の映像作家でもある高橋栄樹さんが監督をすることで得られた効果について以下のように語られています。

「インサイダーどっぷりではない」視点の確かさは大きいでしょう(あえて歌をフルコーラスでは見せず、ファンの声援さえもがときには残酷に響き得るという構造までさり気なく暗示してみせる、対象との絶妙な距離感!)

いやー、めちゃくちゃ気になる書き方ですね。早速観てみようと思います。

 

マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと

「マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと」という映画もおすすめしていました。

とにかく可愛いワンちゃんが出てくる、いわゆる「動物映画」らしいです。

しかし、この映画のメインストーリーはもうちょっと奥深い。

かつて「なりたかった自分」「歩みたかった人生」から結果としてどんどん違う方向に転がっていってしまった現実の自分であり人生というものを、最終的に一種の諦観と共に受け入れることになる、あるボンクラのホロ苦い「成長」譚でもあるんです。

主人公は元々社会派ジャーナリストになりたかったが、タイミングや彼の素質がそれを許さなかった。その結果、「なりたかった自分」と「求められる自分」とのギャップに悩む。「俺の人生これで良かったのか」というモヤモヤ感を抱え続けている…。

「夢を追う事」を、無条件に良いことと肯定する物語ではないそうです。しかもそれが日常コメディとして表現されているのだとか。

 

シュガーマン 奇跡に愛された男

「シュガーマン 奇跡に愛された男」は、音楽ドキュメンタリーの傑作映画らしいです(知らなかった…)。

主人公のロドリゲスは、メジャーデビューから28年後、ついに国際的な晴れ舞台に立つことになりました。

しかし、彼はその後も、あくまでも淡々と肉体労働者として地道に働き続けていくことを選んだ…というお話。

宇多丸さんは以下のように分析します。

思うに彼は、ミュージシャンとしては不遇だったこの28年間を、それでも「否定」したくはなかったんじゃないか。事実彼は、裕福ではなくとも、知的で誇り高い家庭を見事に築き上げてもいた。つまり、再びスポットライトを浴びることがなかったとしても、彼の人生は、すでに充分偉大だった!

実話ということで、より興味がわきました。

 

「ライムスター宇多丸の映画カウンセリング」まとめ

ラジオ同様に、ライムスター宇多丸さんの語り口が面白い、というか、分析が深かった。

既に観た人も多いと思う「クレヨンしんちゃん」の超名作「モーレツオトナ帝国の逆襲」についても「何故あんなに感動的なのか」を分析していました。

特にオトナ層への抜群の催涙効果で知られる「父ひろしの回想」シークエンス…あの一連のモンタージュがなぜあそこまで感動的かと言えば、あれこそまさに、「後悔や失敗を含めた記憶の集積としての、その人固有の人生」(つまり、我々それぞれの生!)の肯定だから、にほかならないでしょう。

だからこそ、その後の場面でひろしがうそぶく「俺の人生は、くだらなくなんかねぇ!」もまた、万人の胸を打つ。

 

ちなみに今回紹介した映画の一部は「Amazon Prime会員」なら無料で観られます。

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また「ライムスター宇多丸の映画カウンセリング」の分析は読むだけでも面白いですし「どんな映画を見ようかなー」と迷っている人にもオススメの一冊です。

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