【恋愛代行】1話のネタバレ感想・考察まとめ | 赤坂アカの新作が期待大!かぐや様との違いは?

恋愛代行1話

2023年4月27日発売の週刊ヤングジャンプに掲載の『恋愛代行』1話「臆病者」の感想・考察です。内容のネタバレ・あらすじを始め、登場キャラの活躍もまとめているので、ご覧ください。

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キャラ考察・スタンドまとめ
相川琥紺 松田ケンゴ 麻理 関マサヤ

恋愛代行1話のあらすじ・ネタバレ

ヒロイン「麻理・マリーアウィンター=七瀬」初登場

恋愛代行の第1話ヒロイン・麻理・マリーアウィンター=七瀬。巻き髪とアホ毛が特徴の超絶美少女

引用:恋愛代行1話/赤坂アカ×西沢5㍉/集英社

ヒロイン枠として登場した麻理・マリーアウィンター=七瀬

圧倒的なハイスペキャラです

  • 見た目 : 金髪、青い瞳、巻き髪、アホ毛、Mの髪飾り
  • 両親 : 日本人の母、スウェーデン人の父(日本大使館勤務)
  • 能力 : 日本語、スウェーデン語、英語が話せる

彼女が通うのは青芝高校。生徒数3000人を超えるバカでかいマンモス校です。

キャラ数が多く出せそうな舞台設定!

 

「麻理・マリーアウィンター=七瀬」は恋愛が苦手

引用:恋愛代行1話/赤坂アカ×西沢5㍉/集英社

引用:恋愛代行1話/赤坂アカ×西沢5㍉/集英社

麻理は「家でティーパーティー」を開催します。そこに男子が話しかけてきますが「おとこのは・・しょのぉ・・」と赤面して、しどろもどろに。

実は麻里は可愛くて優秀なスクールカーストヒエラルキー頂点に見えて、男性経験ゼロ。男と会話しようとしても、緊張しすぎて目もあわせらないほど。

麻理は海外育ちですが、実はずっと女子校(ガールズスクール)に通っていました。また、厳粛なシスターの元で育てられた箱入り娘

アメリカにはボーイフレンドがいた、私はとっかえひっかえのプレイガール。男が怖いわけない」と嘘をついて見栄を張ります。

ちょろいヒロイン感が今回の一番の見所ですね。

西沢5ミリ先生の作画が活きてます!

 

ヒーロー「関マサヤ」初登場

メガネの地味系男子・関マサヤ

引用:恋愛代行1話/赤坂アカ×西沢5㍉/集英社

麻里の恋愛相手(ヒーロー)は、メガネ黒髪の地味系男子「関マサヤ」。その姿は後に明かされる通り「陽キャの権化」。本来はメガネもかけていないですし、喋り方もかなり荒い感じ。

麻理が図書館で「奥手の恋愛入門」という本に手を伸ばしたときに、偶然マサヤも同じ本に手を伸ばしたベタな展開!…には、しっかりと理由がありましたね。

彼の方も麻里の事が好きで狙っていた。陽キャであることを隠して、麻里に接近していたのです。

しかもこの本を読んで「恋愛代行サービス」を先に知っていた可能性もありますね。代行サービスは学校の多くの生徒が使っている…?

図書館でのやり取りも作為に満ちていて、まさに「かぐや様は告らせたい」を彷彿とさせる恋愛頭脳戦の続きです…!

 

麻理が「恋愛代行」サービスを利用する

麻理が「奥手の恋愛入門」を読んで発見した「恋愛代行」サービス。

「勇気が出ないあなたのために恋愛のプロが恋愛を代行」というもの。株式会社代行ドットコムが運営していて、かなり大規模なサービスの気配がします。

この後麻里はサービスに連絡をして契約します。なんと契約金は合計103万円。お嬢様らしくブラックカードを使って、契約。1から10まで恋愛にまつわること全てをやってもらいます。

早速アドバイスがあり「あなた別にモテてはいない」「モリモリのまつげとアイシャドウ」「どこの悪役令嬢って感じのカール」「高みえファッションにブランドバッグ」「ハーフの子がやったら日本の男子は引く」「男が怯える女子ウケファッション」と麻里をバッサリ切ります。

 

麻理とマサヤが連絡先交換に成功

恋愛代行アドバイスを受けた麻里(マリマリ)は「うっすら重ねたリップグロス、さらさらストレートヘア、ふわっと薫るオイル、ナチュラル風のメイク、シンプルなクリアベージュのネイル、デコルテを始めとする吐出は控える、清楚はやり過ぎくらいがいい」とアドバイスによってド清楚に生まれ変わります。

なかなか声をかけられない奥手な麻里のもとに、マサヤが本を借りに来ます。図書委員の麻里は「綿の中の簒奪者(暗黒暗号シリーズ④)」の話題を広げて、マサヤとの距離を縮めます。

共通の趣味を見つけた麻里は「口下手だから文章で送らせて」と言って、スマホ連絡先をゲット。サービスのお陰で恋の進展がありました。

ここで見逃せないのが、LINEのログインパスワードも代行業者のコンに教えたところです。裏でのやり取りすらも代行になると、お互いの「虚像」がよりエスカレートするんじゃ…?

 

女主人公「コン」| 相川琥紺(あいかわここん)

麻理のエージェントは「コン」こと「相川琥紺(あいかわここん)」

引用:恋愛代行1話/赤坂アカ×西沢5㍉/集英社

麻理のエージェントである「コン」こと「相川琥紺(あいかわここん)」が主人公!!

「麻理・マリーアウィンター=七瀬」は主人公ではありませんでした!

引用:恋愛代行1話/赤坂アカ×西沢5㍉/集英社

狐がモチーフで、フードを被った可愛い女の子です。スマホの画面上で「狐の姿」だったのは、パソコンに付けたカメラの映像を取り込んで、Vtuberのように映していたのでしょう。

※赤坂アカ先生は、犬山たまきさんの配信にも出演していますし、そちらの世界に詳しいので、そこから着想を得たはず。

「株式会社代行ドットコム恋愛代行部門」で仕事をしているようです。年齢も若そうなので、麻里と同じ学校という可能性もワンチャンある…?

 

男主人公「ポン」| 松田ケンゴ(まつだけんご)

マサヤのエージェントは「ポン」こと「松田ケンゴ」で、サングラスに帽子

引用:恋愛代行1話/赤坂アカ×西沢5㍉/集英社

もうひとりの主人公はマサヤのエージェントの「ポン」。

名前は「松田ケンゴ」で、サングラスに帽子です。

彼も「株式会社代行ドットコム恋愛代行部門」で仕事をしているようです。喋り方がシュタゲのダルのような「オタク」です。

このビジュアルで主人公気取ってよいのか…?って感じしますが、なにか勝算があるのでしょう。ポンとの恋に落ちるのか…?

 

恋愛代行1話の内容・ネタバレまとめ

本誌1話の内容・ネタバレまとめ

  1. 舞台は「私立青柴高校」
  2. ヒロインは「麻理・マリーアウィンター=七瀬」(ハイスペ帰国子女)
  3. ヒーローは「関マサヤ」(陽キャの権化)
  4. 女主人公は「コン」こと相川琥紺
  5. 男主人公は「ポン」こと松田ケンゴ
  6. 麻里は恋愛代行サービスと契約
  7. コンの指示で麻里はマサヤから連絡先を入手
  8. マサヤもポンの指示で動いていたと発覚

本誌1話までの謎・伏線まとめ

  1. 不知火フリルが女優として活動?推しの子との関係は?
  2. 株式会社代行ドットコムはどんな組織?
  3. 関マサヤはどうやって恋愛代行サービスを知った?

 

▼次話2話のネタバレ考察記事はこちら

 

恋愛代行1話の感想・考察まとめ

恋愛代行=「狐と狸の化かしあい」

引用:恋愛代行1話/赤坂アカ×西沢5㍉/集英社

引用:恋愛代行1話/赤坂アカ×西沢5㍉/集英社

恋愛代行業者の二人はわかりやすく、狐と狸がモチーフです。

いわば狐と狸の化かしあい。どちらも変身する存在なんですね。

扉絵の時点で

  • 腹話術=なにかを通じてしか話せない二人
  • 狐と狸=化ける存在、偽りの存在
  • ハッパ=変身する象徴

で、コンセプトが反映された良い構図!西沢5ミリ先生のかわいい絵も映えます。

あと、狐と狸キャラはアニメ化の時も受ける!!赤坂アカ先生のアニメ化に向けた策略を感じます。

 

恋愛代行の不知火フリル登場!推しの子とかぐや様世界線との関係は?

推しの子に登場した不知火フリル

引用:推しの子103話/赤坂アカ×横槍メンゴ/集英社

不知火フリルは赤坂アカ先生原作の別作品「推しの子」で登場済みのキャラクターです。

つまり「恋愛代行」は「推しの子」の少し後の物語…?

不知火フリルは現代で言うところの「広瀬すず」とかそのくらいの人気女優っぽいですね。

ルビーが「月9のドラマで大ヒット!」「歌って踊れて演技もできるマルチタレント!」「美少女という言葉を聞いたら殆どの人が思い浮かべるのは不知火フリル!」と言っていましたし。

「恋愛代行」世界と「推しの子」が今後もクロスオーバーする展開が絶対ありますね。

 

「かぐや様は告らせたい」と恋愛代行の違いは?

赤坂アカ先生の原作ということで「かぐや様は告らせたい」との比較してしまいます。

  • かぐや様:「天才たちの恋愛頭脳戦」「告白させたほうが勝ち」がゴール
  • 恋愛代行:「恋愛代行を使った恋愛」「相手を騙してでも、理想を捨ててでも、恋愛成就すればOK」がゴール

「恋愛指南ラブコメ」という最初のアオリの通り、漫画のキャラの恋愛の失敗を通じて、読者が恋愛を学べる。

いわば、反面教師的な恋愛になるはず。ヒーロー・ヒロインの恋愛に関する間違った思い込みを、主人公(代行業者のコン&ポン)が治していくのでしょう。

また、「かぐや様」のように、最初のゴールが間違っている可能性が高いです。

かぐや様のゴール「告白させたほうが勝ち」は、いわば主人公達が勘違いしていた「ニセのゴール」。そこから脱却して主人公たちは成長していきました。

恋愛代行も同じでしょう。「人に頼って自分をうまく見せて、恋愛成就すればOK」というゴールが間違っている。偽りの恋愛を通じて、二人は「真の自分」を晒していく気がしますが…。

 

恋愛とは「相手のための偽り」(推しの子的なテーマ)

話題のアニメ「推しの子」で「アイドルのウソは愛情」というテーマが掲げられていました。

恋愛において「相手を騙す」行為はどこまで良しとされるのか?

恋愛相手のために自分をよく見せる行為は、相手への愛情ではあるはずです。ただし、それが行き過ぎたり自己保身に寄り過ぎると問題ですよね。

つまり

  1. 「自分を偽る」(恋愛代行)
  2. 「自分をさらけ出す」(恋愛代行からの脱却)

という2つのテーゼ、対比が予感される作り!

どちらが正解と断言するのではなく、両極端によらない新たなテーゼをメッセージとして伝えていく気がします。

赤坂アカ先生の作品は全てリアルタイムで追いたい!今後の展開も楽しみです!

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