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西村博之「このままだと、日本に未来はないよね。」の感想・書評。ひろゆき思考を広く知れる一冊

西村博之「このままだと、日本に未来はないよね。」は、ひろゆきさんの思考を広く知れる一冊でした。

話題が多岐にわたっていて、エッセイ的な印象。

アルパカ

軽い本&変わった考え方を知りたい人は読んでみると良いかも

※個人的には「働き方完全無双」とかの方が面白かったです

 

このままだと、日本に未来はないよねに学ぶ未来予測のコツ

「このままだと、日本に未来はないよね」の中のベースとなるのは難しい未来予測を的中させるコツです。

未来予測の前に、現代はどんな時代なのか?という話から始まります。

 

作るのも届けるのも早い現代

現代は、ズバリ「作るのも届けるのも早い」時代です。

この結果、何事も前提条件がすぐに変化してしまい、未来予測が難しくなりました。

スピードが早くなった例としては、

  • インターネットによって、広く薄くお金を早く集められる
  • コンテナの開発で、物の郵送が早くなった
  • 組み合わせで物が作れるので、開発スピードも早くなった

など。

たしかに、ここ10年くらいで一気に全てが便利になっている感じしますよね。

ちなみに、ビル・ゲイツもおすすめしていたコンテナ物語は名著です↓

 

未来予測のコツ1「経済合理性を考える」

未来予測のコツ1つ目は「経済合理性を考える」こと。

噛み砕くと「便利なものが(遅かれ早かれ)普及する」ことに注目するべき、という意味です。

 

例えば、携帯電話と固定電話は、どちらが便利かは一目瞭然ですね。

「携帯電話」が出た当時は、

「四六時中連絡を受けるのは嫌だ、会社の首輪だから持ちたくない」

みたいな声もあったようですが、結果的には便利なので普及しました。

 

ただし、人間は集団で愚かな判断をすることもあるので、経済合理的じゃない方を選択することもあります。

なので、あくまでも「基本的には、経済合理的な方向に動く」と考えておくと良いでしょう。

未来予測のコツ2「普及しない理由を考える」

未来予測のコツ2つ目は「普及しない理由を考える」こと。

大体において、普及しない理由というのは

  • コストがかかる
  • 量産化が難しい
  • 生理的な嫌悪感がある(受け入れづらい)

などです。

これらの課題をクリア出来るものは、普及するだろう、という考え方です。

アルパカ

iPhoneや任天堂スイッチの普及に関しても語られていました

「このままだと、日本に未来はないよね」感想(面白かった話まとめ)

「このままだと、日本に未来はないよね」の感想です。

アルパカ

個人的に面白かった話をまとめました

 

マイカーがなくなるのは時間の問題だ

マイカーがなくなるのは時間の問題だという話がありました。

  • 電気自動車は誰でも作れるので、コストが安くなる
  • 電気自動車が増えるとガソリン車もガソリンスタンドも減る
  • シェアリング文化が流行り、わざわざ車を保つ必要がなくなる

という論理です。

TOYOTAなどの日本の大手自動車メーカーも、大きくビジネスの仕組みが変わるのは間違いないでしょう。

 

【余談】

ちなみに、IoT分野の勉強をすると、米国大手メーカーは

「物」ではなく「物から得られる価値(サービス)」を直接売ろう!

という方向に舵を切っていることが分かります。

 

あと、こういった世の中の大きな変化に張っているのがソフトバンクの孫正義さんだよなーと思いました。

IoTのためにCPUの会社を買ったり、シェアリングエコノミー関連分野の企業を買ったりしています。

つまり、経済合理的に確実に普及する分野に大きく張っている、ということ。

 

 

エンタメ産業はゼロサムゲーム(お金と時間の取り合い)

エンタメ産業はゼロサムゲーム(お金と時間の取り合い)という話もありました。

人間の余暇時間&余剰資金を何に使うか?

これって人それぞれですし、色々な業界の商品がしのぎを削っています。

 

例えば、暇な時間が2時間出来た時にやることは

  • 映画を見る
  • 漫画を見る
  • アニメを見る
  • ゲームをやる

と、なんでも良いのです。

こんな風に「様々なジャンルが混ざる競争」がエンタメ世界にはあるのです。

アルパカ

可処分「楽しみ」の奪い合いだよなあ

 

また、エンタメ産業は根本的に「価値を生む」仕事ではありません。

ゲーム、映画、アミューズメントパーク。

どれもある日突然無くなっても、多くの人は困らないはずの分野です。

ってことで、エンタメ業界は

  • 人間の限界ある「可処分時間&所得」を奪い合う
  • 社会に価値を提供しない仕事

だそうな。

 

アルパカ

エンタメ好きの私ですが擁護できませんね…

 

個人は「みんなが大事と思わない能力を手に入れる」のが良い

未来予測の基本的な方向性としては「日本の未来は暗い」というもの。

ただし、個人個人にとってはそうでもないよねー、と博行さんは語ります。

例えば、個人がうまくやっていくには「みんなが大事と思わない能力を手に入れる」のが良いようです。

 

結局、市場価値から考えた時に、英語ができることもプログラミングができることも「凡庸」になる未来です。

その時に「他の人ができないこと」ができることが価値になる。

アルパカ

そのために「他人とズレていること」を突き通すことが大事みたいな話もありました

 

更に言うと、儲けたいなら「役に立たないこと」をやると良い、とも。

結局、役に立つことはコモディティ化するし、価格競争になる。

でも、「役に立たないこと」は同業他社の競争が起きづらく、高単価で売れる、ということですね。

※エンタメ業界はそういう意味では、儲かる仕事かもしれませんね

 

まとめ:やや物足りないが、薄く広く楽しめる一冊

今までの博行さんの本に比べると、やや物足りない本でした。

最初の「未来予測」についての話は面白かったのですが、各種話題が、薄く広かったです。

ただ、「世界、社会、日本」みたいな経済政治ネタが好きな人は、楽しめる一冊だと思います。

 

個人的なオススメ本はこちらです↓

2chひろゆきの「働き方完全無双」が有用で面白すぎた

 

あと未来予測の事実関連だとベストセラーの未来の年表が良書ですよ

話題のベストセラー『未来の年表』の内容要約と感想

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