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サカナクションの魚図鑑特典のブックレットが面白かった

サカナクションのベストアルバム「魚図鑑」のブックレット(本)がめちゃくちゃ面白い。

魚図鑑

魚図鑑

サカナクションの山口一郎さんは、アーティストでありながら、商業商品をどのように作るかを考えている人です。

それゆえ、作られたものを見ると「なぜ読者が喜ぶのか?」についての洞察が見えるので、創作者側の人にも参考になります。

魚図鑑の面白い切り口「曲を魚に見立てる」

魚図鑑で一番面白いのは「曲を魚に見立てて分布図にしている」ところ。

魚図鑑詳細

魚図鑑詳細

それぞれの曲(魚)がどんな生きものなのかが事細かく載っています。

 

また、詳細は本を買って確かめていただきたいですが、

  • 曲に出てくる「夜」の文字数
  • 曲で使われている文字数
  • 曲が誕生した土地(サカナクションは北海道出身で東京に上京したバンド)

などが載っています。この切り口は面白いです。

単語にしても自分たちに一番関連するワード、象徴的なワードを「夜」と定める辺り、センスがあります。

 

余談ですが、2010年ごろに私がサカナクションにハマったのは「夜のドライブに最適なアルバムだ」と思ったのがキッカケでした。

初期のアルバム「シンシロ」も良いですよ。

 

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魚図鑑の曲紹介のやり方

曲紹介のやり方も面白いです。

曲の詳細な解説(考察)はもちろん、全ての曲に対して、以下のようなデータを紹介しています

  • BPM
  • 作詞時期
  • 作曲時期
  • 楽曲制作時期
  • トラックダウン完了日
  • リリース日
  • タイアップ

 Wikiなどではわからない情報ですねー。

 

あとは魚としての紹介が面白い!
科名活動時間、生息地などなどが載っています

曲をそれぞれ魚に例えた場合、どういう魚なのかを紹介しています。
例えばアルクアラウンドだと「ライトダンス科、浅瀬で生活していて、夜行性、神奈川や北海道に生息する魚だ」だそうです。
こんな説明が30曲以上に渡って延々とされています、面白い…!

魚図鑑曲の詳細

魚図鑑曲の詳細

魚図鑑の見どころの曲解説(考察)

魚図鑑で面白かった曲解説(考察)をいくつか紹介します。

  • アイデンティティは現代版の「勝手にシンドバッド」である
  • ライトダンスは「サカナクションの得意とする、混ざり合わないものを混ぜ合わせることでできる良い違和感」が出た曲
  • セントレイはエンターテイメントとアンダーグラウンドの中間を意識した曲
  • Kleeは、読書、映画、釣りと時間の余裕がある中で音楽制作をしてきた山口が忙しくなってきて「休みをくれー」という意味で作った。インプットよりもアウトプットが多くなることに嫌悪感を抱いていたとか
  • 表参道26時が「つまりは」から始まるのは、「写真のように風景の中の一箇所を切り取るイメージ。後の余白はそれぞれが考える表現を用いた」のだとか。スゲー。
  • ナイトフィッシングイズグッドはデモのときは「にゃにゃにゃ にゃんこ達が踊り狂う 猫の祭りにゃんこフェスタ」というフザけた歌詞だった
  • yearsの「君のことを思い出しても許してくれるかい」は当時別れた彼女のことをさしている(通常、君という言葉は音楽を指すことが多い)
  • ドキュメントで「愛」という言葉を歌詞ではじめて書いた

面白いところ多すぎるので、是非ブックレットを読んで確認してもらえればと思います。

 

魚図鑑を買うならブックレット付きがおすすめ

普段CDを買わない私ですが、正直言ってメチャクチャ「買い」なアルバムでした。

魚図鑑ブックレットを見ると絶対に欲しくなります(友人に見せたら買いましたw)

ってことで、興味ある方は「魚図鑑」(ブックレット)付きのものを買うのがおすすめですよー。

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