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サカナクションの魚図鑑特典のブックレットが面白かった

サカナクションが10年の集大成としてベストアルバム「魚図鑑」を発売しました。

発売日は2018年3月28日、3枚組の豪華アルバム(初回版)です。

この中のブックレット(特典)が面白かったので紹介します

パカログ

前半はアルバム紹介なので知っている方は飛ばしてください

ベストアルバム「魚図鑑」とは?

サカナクションのベストアルバム「魚図鑑」の紹介もします。
そのコンセプトを、作詞作曲をしているボーカルの山口一郎さんが語っています。

「『魚図鑑』の図鑑の意味は、実は自分たちが作ってきた曲には階層があって……何ていうかな……釣り用語でいうと”棚”だよ。
シャロー(浅瀬)にいる魚、中層を泳いでいる魚、深海魚……みたいな。
その3つに曲を振り分けていったりするわけ。
例えば(みんなが知っているような曲……)「新宝島」とかは、どちらかというと浅瀬を泳ぐ魚ですよ。
みんなが知らない「ティーンエイジ」っていう曲とかは、どちらかというと深海を泳ぐ魚です。
で、「三日月サンセット」とか初期の頃に作っていた曲は、中層を泳ぐ青魚に近いかな。
止まると死ぬ……みたいな(笑)。
それを図解にしてみたりしたいなって。」

引用:「3作品連続リリースと、これからのサカナクション。」 | 未来の鍵を握る学校 SCHOOL OF LOCK! サカナLOCKS!

 

実際に、アルバムは3ディスクに分かれています。

  1. DISC1 浅瀬
  2. DISC2 中層
  3. DISC3 深海

アルパカ

Mr.Childrenの時代から、深海と名前の付くアルバムは良い出来と決まっていますw

 

魚図鑑 DISC1「浅瀬」

浅瀬は、シングル曲多め。ポップで万人受けするつくりとなっています。

新宝島、ルーキー、アイデンティティ、アルクアラウンドなど、聞いたことある人が多いのではないでしょうか。

浅瀬の収録曲は17曲。
これ一枚で十分ベストアルバム感がある。

アルパカ

信じられるかこれ、まだ残り2枚もあるんだぜ。。。

 

魚図鑑 DISC2「中層」

多くの人の目に触れる「浅瀬」でも、深い心をうたう「深海」でもない「中層」です。

中途半端な曲という意味ではなく、どこにも属さない揺蕩う感じ。

中層の収録曲は17曲。
10年の中で前半後半の曲がうまく入り混じっていますね。

 

魚図鑑 DISC3「深海」

やってきました深海。割と後期の曲が多い印象。

深海の収録曲は15曲。計17 + 17 + 15 = 49曲ですね。すごいボリューム。

 

サカナクションの「魚図鑑」のブックレットがめちゃくちゃ面白い。

サカナクションのベストアルバム「魚図鑑」のブックレット(本)がめちゃくちゃ面白い。

魚図鑑

魚図鑑

サカナクションの山口一郎さんは、アーティストでありながら、商業商品をどのように作るかを考えている人です。

それゆえ、作られたものを見ると「なぜ読者が喜ぶのか?」についての洞察が見えるので、創作者側の人にも参考になります。

 

魚図鑑の面白い切り口「曲を魚に見立てる」

魚図鑑で一番面白いのは「曲を魚に見立てて分布図にしている」ところ。

魚図鑑詳細

魚図鑑詳細

それぞれの曲(魚)がどんな生きものなのかが事細かく載っています。

 

また、詳細は本を買って確かめていただきたいですが、

  • 曲に出てくる「夜」の文字数
  • 曲で使われている文字数
  • 曲が誕生した土地(サカナクションは北海道出身で東京に上京したバンド)

などが載っています。この切り口は面白いです。

単語にしても自分たちに一番関連するワード、象徴的なワードを「夜」と定める辺り、センスがあります。

パカログ

余談ですが、私がサカナクションにハマったのは「夜のドライブに最適なアルバムだ」と思ったのがキッカケ
 

 

魚図鑑の曲紹介のやり方

曲紹介のやり方も面白いです。

曲の詳細な解説(考察)はもちろん、全ての曲に対して、以下のようなデータを紹介しています

  • BPM
  • 作詞時期
  • 作曲時期
  • 楽曲制作時期
  • トラックダウン完了日
  • リリース日
  • タイアップ

 Wikiなどではわからない情報ですねー。

 

あとは魚としての紹介が面白い!
科名活動時間、生息地などなどが載っています

曲をそれぞれ魚に例えた場合、どういう魚なのかを紹介しています。
例えばアルクアラウンドだと「ライトダンス科、浅瀬で生活していて、夜行性、神奈川や北海道に生息する魚だ」だそうです。
こんな説明が30曲以上に渡って延々とされています、面白い…!

魚図鑑曲の詳細

魚図鑑曲の詳細

魚図鑑の見どころ!曲解説(考察)

魚図鑑で面白かった曲解説(考察)をいくつか紹介します。

  • アイデンティティは現代版の「勝手にシンドバッド」である
  • ライトダンスは「サカナクションの得意とする、混ざり合わないものを混ぜ合わせることでできる良い違和感」が出た曲
  • セントレイはエンターテイメントとアンダーグラウンドの中間を意識した曲
  • Kleeは、読書、映画、釣りと時間の余裕がある中で音楽制作をしてきた山口が忙しくなってきて「休みをくれー」という意味で作った。インプットよりもアウトプットが多くなることに嫌悪感を抱いていたとか
  • 表参道26時が「つまりは」から始まるのは、「写真のように風景の中の一箇所を切り取るイメージ。後の余白はそれぞれが考える表現を用いた」のだとか。スゲー。
  • ナイトフィッシングイズグッドはデモのときは「にゃにゃにゃ にゃんこ達が踊り狂う 猫の祭りにゃんこフェスタ」というフザけた歌詞だった
  • yearsの「君のことを思い出しても許してくれるかい」は当時別れた彼女のことをさしている(通常、君という言葉は音楽を指すことが多い)
  • ドキュメントで「愛」という言葉を歌詞ではじめて書いた

面白いところ多すぎるので、是非ブックレットを読んで確認してもらえればと思います。

 

魚図鑑を買うならブックレット付きがおすすめ

普段CDを買わない私ですが、正直言ってメチャクチャ「買い」なアルバムでした。

魚図鑑ブックレットを見ると絶対に欲しくなります(友人に見せたら買いましたw)

ってことで、興味ある方は「魚図鑑」(ブックレット)付きのものを買うのがおすすめですよー。

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