ハンターハンター解説記事まとめ

ジブリ宮崎駿の恋愛論「出会った瞬間に恋に落ちる」【天空の城ラピュタ】

スタジオジブリの映画「天空の城ラピュタ」は、パズーの目線で語られる冒険活劇です。

それと同時に、パズーとシータの恋愛映画であるとも言えます。

アルパカ

ふと「宮崎駿の恋愛論が色濃く出ているなー」と気づきました

 

宮崎駿の恋愛論「出会った瞬間に恋に落ちる」

宮崎駿の恋愛論はシンプルで「男女は出会った瞬間に恋に落ちる」です。

 

普通の映画の展開

普通の映画の展開って、こんな感じではないでしょうか?

  1. 出会ってお互い印象悪い
  2. 喧嘩などのすったもんだ
  3. ピンチを助ける or 意外な一面を見る
  4. お互いを意識する(恋に落ちる)
  5. 結ばれる

少女漫画や恋愛系の邦画などは、この「焦らし」「揺れ動く心」こそが醍醐味です。

 

宮崎駿映画の展開

一方で、宮崎駿の映画の展開はこんな感じ

  1. 出会った瞬間、恋に落ちる

アルパカ

早いw

 

「天空の城ラピュタ」でいうと、シータが落ちてきて、パズーが抱きかかえるのが最初の接触。

実はここでもう、パズーはシータを好きになっています。

 

アルパカ

炭鉱で働く少年が、初めて少女を意識した瞬間ですね

 

接触シーン=恋愛の始まり

二人のキャラの接触シーンによって、恋愛の始まりは暗示されます。

この作品でも、パズーがシータを最初から抱きかかえてます

宮崎さんの「恋愛はこういうもんだ!」という強い思いを感じます。

 

シータがパズーを好きになったのはいつか?

また、逆にシータがパズーを好きになったのはいつか?

絵コンテでは、目を覚ましたシータが、パズーと話すシーンの所のメモ書きで

「パズーのことを好きになっている」

と書かれています。

 

天空の城ラピュタのシータとパズーの相思相愛

宮崎作品では「好きだ」うんぬんの話は、直接的にはされづらいです。

言葉はなくても描写によって、この二人は「相思相愛」なのだ、と伝わるように作られています。

 

ラピュタ城に向かう凧の中でのシータとパズー

例えば、ラピュタ城に向かうシーンでは、凧の中にシータとパズーは二人きりです。

この距離が異常に近い!

 

普通の監督であれば

  • 照れるシーンを入れる
  • 「相手を意識する」シーンを入れる(キャラに喋らせる)

のですが、そんなことはしません。

アルパカ

直接的な演技はさせないのです

 

ラピュタ城の幻のキスシーン

ラピュタ城に到着し、パズーとシータがはしゃぐシーンがあります。

抱き合う。

転げ回る。

お互いを見て笑い合う。

 

普通の映画ならここは「キスシーン」になってもおかしくない。

しかし、宮崎駿さんはインタビューで、

(キスシーンを)いちいち描かなくても、映画の中で表現している

と言っています。

 

つまり、二人はもう恋愛関係にあるということ。

それは、パズーとシータの2人が過ごしている絵で既に表現済みだろう、と。

かくして、ラピュタでは、直接的な恋愛シーン、キスシーンは描かれない映画となったのでした。

 

まとめ:宮崎駿の映画は上品だ

「宮崎駿の映画は上品だ」ということですね。

あえて説明するような映画が増えていますが、ジブリ作品は20年以上前からそんなことはなかった、と。

以上、『ジブリ宮崎駿の恋愛論「出会った瞬間に恋に落ちる」』というお話でした。

コメントはお気軽にどうぞ!(反映には時間がかかります)