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【天空の城ラピュタ】ジブリ宮崎駿の恋愛論「出会った瞬間に恋に落ちる」

スタジオジブリの映画「天空の城ラピュタ」見たことありますか? 

この映画はパズーという少年の目線で語られる冒険活劇です。
それと同時に、パズーとシータの恋愛映画であるとも言えます。

先日見返して、「宮崎駿の恋愛論が色濃く出ているなー」と思いました。

 

宮崎駿の恋愛論「出会った瞬間に恋に落ちる」

宮崎駿の恋愛論は、シンプルで「男女は出会った瞬間に恋に落ちる」です。

 

普通の映画の展開

普通の映画の展開って、こんな感じではないでしょうか?

「出会ってお互い印象悪くて、喧嘩などのすったもんだして、ピンチを助けたり意外な一面を見て、お互いを意識して認め合って、仲良くなる」

と。

少女漫画やラブコメな邦画などでは、この「焦らし」というか「揺れ動く心」こそが醍醐味ですよねー。

 

宮崎駿映画の展開

宮崎駿の映画の恋愛は、二人が出会った瞬間に恋に落ちます。

天空の城ラピュタであれば、シータが落ちてきて、パズーが抱きかかえるシーン。

…はい、ここでもう、パズーはシータを好きになっています(笑)

炭鉱で働く少年が、初めて少女を意識した瞬間ですね。

 

というのも、「二人の恋愛の始まり」の暗示は、二人のキャラの接触シーンによって表現されることが多いためです。

この作品でも、パズーがシータを最初から抱きかかえてます。

宮崎さんの「恋愛はこういうもんだ!」という強い思いを感じます。

 

また、逆にシータからパズーへはどんな思いか?

絵コンテでは、「目を覚ましたシータが、パズーと話すシーン、ここでもうパズーのことを好きになっている」と明言されています。

シータも早いなあー(笑)

flying-fantasy-garden.blogspot.jp

 

映画技法:直接的な表現はしない

宮崎作品では「好きだ」うんぬんの話はあまりされないです。

しかし、言葉はなくても描写によって、この二人は「相思相愛」なのだ、とわかります。

 

例えば、ラピュタ城に行くまでのシーン。凧の中にシータとパズーは二人きりです。この距離が異常に近い!

普通、照れるシーンを入れたり、「相手を意識する」シーンを入れる(キャラに喋らせる)のですが、そんなことはしません。

二人は、すんなりと受け入れます(受け入れるように見えます)。

 

あとは、ラピュタ城について、紐で繋がれた二人がはしゃぐシーンがあります。

ここも、抱き合って、転げ回る。そして、お互いを見て笑い合います。

普通の映画ならここは「キスシーン」になるところです。しかし、宮崎駿はあるインタビューで、

(キスシーンを)いちいち描かなくても、映画の中で表現している

と言っています。

つまり、二人はもう恋愛関係にあるのだが、その前の二人きりで飛行するシーンや諸々で、もはや「表現している」ということです。

キスシーンは蛇足!!

ということですね。

 

ラピュタは何度でも見返せるなー(笑)

アイキャッチ画像(ジブリ)スタジオジブリ高畑勲監督の生涯と作品のまとめ

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