中毒を生む依存的エンタメコンテンツの次はなにか?【Netlflixの未来予想】

世界No.1のVOD「Netflix」のオリジナル作品がすごいです。

「ハウス・オブ・カード」に代表されるような、見るのを止められないコンテンツが多数あります。

 

中毒を生む依存性はどこから生まれるのか?

 

広告を使わずにオリジナル作品を作る、というその仕組みに答えがあります。

Netlifxはいわゆるサブスクリプションモデル。

会員の月額課金によって、収益が見込めているので、それを元にして作品を作る事ができます。

 

TVのようにCMを挟む必要もなく、映画のように宣伝を考える必要もない。

シンプルに「次が気になるので見る」という1点突破を目指した作品作り。

そりゃあ、面白いものが出来るはずです。

 

そもそもにして、コンテンツ作りの際は、投資した時間と資金の回収まで含めて、考えなきゃいけない時代ですね。

パトロンは消え、クリエイターはマーケターとしても生きなければならない。

元は、ただただ面白い作品を作りたい。その一心だったはず。

なのに、売ることや広告を挟むこと、スポンサーを立てることまで考えなきゃいけないのは、なかなかにシンドイはず。

 

そんな中ネットフリックスは「とにかく、話題になる面白い作品を作ってくれ!」といえるプラットフォーム&コンテンツホルダーとして登場しました。

クリエイターとしても、そういう場所で作品を作りたいでしょうし、見事にWinWinだなあ、と。

ただし、ネットフリックスに呼ばれるレベルの実績がある人のみが参加できるはずです。

ハリウッドの映画監督たちは、ドラマの監督になっている人が急増しているらしいですけど、普通のクリエイターがそこに入り込むのは難しい。

 

インターネットの登場。

ネットのおかげで生まれた月額課金(サブスクリプションモデル)。

安定収益から生み出される「面白い作品づくり」。

進撃の巨人で「楽園を作りたい」と某キャラクタが言ったように、これは一時的に生まれた奇跡的な状況なのかと。

 

今後の市民を取り巻く状況は

モノが余り、お金が不足し、時間が余るようになるはず。

そうなった時に、安価に見られるエンターテイメントに費やす量・質こそが人生の豊かさになる。

ネットフリックス含めて「見るのを辞められない、中毒性のあるコンテンツ」がたくさんしのぎを削るようになる。

 

しかし、その次がきっとあるはずだ、と私は考えます。

物語づくりの理論と、人間が反応する刺激を散りばめた作品作りは、徐々に日の目を失うはず。

 

パチンコやギャンブルという依存性のある遊びに近い扱いになる。

それ自体に熱中する人は多くいるだろうし、それを幸せに思う人はいる。

「誘発された刺激に支配されること」は心地よくもあり、苦しくもある。

 

「楽しい」という時間以外に、なにも残らないのはあまりにも無意味。

そういつしか思う人々が出てくる。

そのときこそ、エンタメが人類への貢献を果たすときなのかも。

 

つまり、中毒性・刺激性を生み出すその手法を、

なんらかの教育・社会貢献への動線として使う。

 

「娯楽に没頭させること」

それ自体を目的化するのではなく、

「娯楽への没頭を通じて、社会的価値を生み出す」

そんな風な状況になるはず。

 

勉強をエンタメ化したり、

社会活動・社会貢献に熱中させたりするようなもの。

多くのデータを蓄えたエンタメ企業の進むべき道はそちらなのだと思う。

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