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【全5巻で完結】漫画原作「彼方のアストラ」の面白さを解説レビュー【ネタバレ考察あり】

【アニメ化】全5巻で完結した名作漫画「彼方のアストラ」の3つの面白さを考察

見ようか迷う人

彼方のアストラって面白いのかな?

伏線も多いらしいけど、どんな作品なのか知りたいです

「このマンガがすごい!」を受賞し、アニメ化もした彼方のアストラ」の面白さを語ります。

 

彼方のアストラは「漫画で5巻完結」「アニメで1クール完結」のコンパクトな作品。

表層は「SF、ミステリ、学園ドラマ、ラブコメ」がゴチャ混ぜなのですが、意外と深いテーマを扱う物語です。

パカログ

漫画が人気ですが、アニメもかなりクオリティが高いです。どちらから見てもOK!
見る方法まとめ

彼方のアストラとは?あらすじ・キャラ・ストーリーを簡単に紹介

彼方のアストラをネタバレなしで紹介します。

「既に作品を見たよ!」という方は、ネタバレあり考察へどうぞ。

彼方のアストラのあらすじ・ストーリー

宇宙旅行が当たり前になった時代。ケアード高校の生徒アリエス・スプリングは、初めての惑星キャンプに胸をときめかせていた。
同じ班になったのは、宇宙港で顔を合わせたカナタ・ホシジマら計9名。
一行は無事に惑星マクパに辿り着つくが……予期せぬ事態が発生する!

引用元:TVアニメ「彼方のアストラ」

「宇宙船でサバイバルする高校生(男女)の話」です。

惑星キャンプと呼ばれる宇宙の修学旅行的なものに参加した、男女9名が1話目から「遭難」する話です。

ハプニングで宇宙に投げ出されたと思いきや、船内には「刺客」のような存在もいることが判明。

元々友達でもない彼らは、お互いを疑いつつも、生き残るために協力していきます。

パカログ

基本的にはギャグテイストなので、楽しんで見られます

彼方のアストラのジャンルはSF?ミステリが評判良いです

そもそも作品ジャンルは

  • SF
  • ミステリ
  • サバイバル
  • 学園ドラマ
  • ラブコメ

と様々にまたがっています。

最初はSF漫画として売っていましたが、「ミステリ」要素の評判が良いです。

  • 「なぜ彼らは宇宙へ放り出されたのか?」
  • 「宇宙船内に潜む刺客は誰?」

という点を考えながら読む/見ると楽しめます。

パカログ

1回読んで結末を見てから、2周目を見るとより楽しめるタイプの作品です

 

彼方のアストラのキャラクタは「テンプレ通り」

彼方のアストラのキャラクタは「テンプレ通り」なのが特徴的です。

例えば、女性陣は

  • メガネ巨乳
  • 褐色系女子
  • 天然女子
  • ツンデレ

パカログ

「はいはい、いつもの感じね」って感じw

ちゃんとラッキースケベもやりますw

男性側も

  • 熱血主人公
  • 爽やかでちょっと変わったイケメン
  • メガネの長身委員長系キャラ
  • クール系

でして「色々な人に広く刺さるようにしている」作品だとわかります。

 

とはいえ、これはあくまでも作品の表層的なところ。

絶対に外さないキャラクタの属性、コテコテなギャグ。

そういったものに目を奪われますし、それが原因で見るのを辞める人もいるはず。

 

ただ、正直言って、最後まで見ないのはもったいない。

ミステリ展開と、意外と深いテーマにたどり着く最終話まで見ると、作品評価は変わると思います。

 

彼方のアストラ作者は篠原健太(SKET DANCE)

彼方のアストラ作者は篠原健太さん。

スケットダンス(SKET DANCE)でジャンプ連載していた方ですね

パカログ

前作のギャグが好きな方は問答無用で、彼方のアストラは気にいると思いますw

 

彼方のアストラが面白い3つのポイント(ネタバレ考察感想)

彼方のアストラが面白い3つのポイントをネタバレありで語ります。

彼方のアストラが面白い3つのポイント

  • 「教育問題」と「vs大人」
  • 血ではなく絆でつながる家族
  • やっぱり伏線が凄い

彼方のアストラの「教育問題」と「vs大人」

現代のやばい親の典型例

カナタたちの親は

「自分たちが長生きする(夢を叶える)」ために子供(クローン)を利用している

というのが物語的な設定です。

 

しかし、現代のやばい親の典型がいくつも見えてきて、まさに地獄。

  • 自己主張してはいけない
  • 親の夢を託す
  • 子育て放棄
  • 子供のできの悪さを恥に思う
  • 子供は親の所有物

親側の言い分もなく、捕まって終わりなのもやむ無しな感じ。

パカログ

「親も大人もいらねぇ」っていう現代の雰囲気に非常にあった作品ですよね

 

ザック・ウォーカーの親の行動が一番きつい

ザック・ウォーカーの親の行動が一番きつかったですね。

せっかく親のために描いたザック少年の絵が無残にも捨てられるという。

あと、カナタの父親が

「大事な身体に怪我させられるか」

と言っていたのに、それは実はカナタのためではなく、「将来の自分の身体を心配していた」とかもエグい。

 

大人と親は「愛さず」「嘘をつき」「だます」

愛されていない

引用元:彼方のアストラ

カナタが言っていたように「親から愛されない」というのが作品における前提なんですよね。

同時にウルガー兄弟が語るように

  • 大人は騙す
  • 大人は嘘を付く

というのも、この作品に横たわる考え方。

ウルガー兄弟が語る

引用元:彼方のアストラ

 

本当に子供のことを子供と思えるか?問題

主人公たちの視点から見ると「自分本位な親、嘘つきな大人」を捨てて「自分らしく、仲間と生きよう!」的な着地になります。

一方で、親目線から見ると、自分がこの毒親にならないのか?という恐ろしい疑問も湧いてきます。

シャルスの王ノア・ヴィクス

レイ・ホシジマ

引用元:彼方のアストラ

「本当に子供のことを思えているか?」

という一つの問いが心に迫ります。

 

テーマ「家族」と「オリジナルな自分」

この作品におけるテーマは何か?

  • 「血ではなく絆で繋がる家族」
  • 「他者に決められないオリジナルな自分」

の2つかな、と思います。

血ではなく絆でつながる家族

作品においての一つの答えがこれですよね。

彼方のアストラのテーマ家族

引用元:彼方のアストラ

ダメな親に育てられても、

嘘つきの大人に囲まれていても、

血ではなく絆でつながる「仲間」がいれば良い。

そして、それを家族と呼んでも良いじゃないか、と。

 

これって、一つの「救い」となる話じゃないですかね?

どんな環境で育っても、後天的に「家族」と呼べる存在を得られるよ、というメッセージには強い愛を感じます。

 

オリジナルな自分

もう一つ、ここがすげーなって思ったのが「親や大人のせい」で終わらせないということ。

ヒロインのアリエスは最後にこんな風に語ります。

彼方のアストラのアリエス

引用元:彼方のアストラ

「そういう風に育ったからそうなった」

「でももうそれじゃダメなんだと思います」

これこそ作品における一つのメッセージだと思うんですよね。

 

いくらでも周囲の環境を呪うことはできる。

しかし、そんな状況を嘆かずに、自分で考えて、動き、人生を進める

オリジナルな自分を作るのは、あくまでも自分自身だ、と。

 

篠原健太インタビュー記事に見える大人論

篠原健太さんのインタビュー記事でも同様のことが言われていました

若者はいろいろな問題を全部丸投げされているわけですから、かわいそうだと思っているんですよ。

僕はおっさんだけど「君たち頑張ってね」なんて無責任なことは言えなくて、

「大人のことはもういいよ」と言ってあげたい。大人は嘘ばっかり言うしね(苦笑)。

若い人に漫画を読んでもらって、世界を見てほしい。嘘を暴いてほしい。そして、新しい世界を切り開いてほしいと思って描いてます。

引用元:Livedoor

パカログ

このストレートなメッセージが個人的には好きです。

 

彼方のアストラの伏線まとめ(黒幕と刺客)

完全ネタバレですがミステリの答えとしては、

  • 黒幕は「カナタたちの親」
  • 犯人(刺客)は「シャルス」

という感じ。

で、彼方のアストラの伏線は大量にあります。

パカログ

この辺りに注意して見直すと面白いですよ

彼方のアストラ登場人物=クローンの話

B5班は全員クローンでした。

ここにつながる伏線はいくつもありまして、

  • 無作為に集められたと最初に言っている
  • 「親から愛情を受けていない」
  • 「全員が特殊能力を持っている」
  • 「親は子供の身体のみを非常に気使っていた」

など。

あと、ザックとキトリーの親の会話もよく考えると不自然だったと、ネタバレ後だと気づきますね。

絶対に結婚はない

引用元:彼方のアストラ

「絶対にない」なんて言葉、普通は使いませんからね。

 

他にも「キトリー」と「フニシア」が姉妹じゃないのに似すぎていたのとかも。

※ここは作品表現上の絵の問題なので、気づくのは無理でしょうけどw

 

あとはアリエスが王の娘のセイラのクローンだったとかも、おーって展開。

アリエスとセイラ 

引用元:彼方のアストラ

「ARIES」を逆から呼んだら「SEIRA」とか気づかないですよね。

ちなみにアニメだとOPの中でさり気なく見せる演出があり、原作ファン的にはニヤってしますw

 

故郷の話(地球と歴史改ざん)※タイトルの意味

アストラ号が目指す先が「アストラ」という星だったというのも衝撃です。

第1話で語られる「古い言葉だと星っつー意味があんのか」というセリフも、意味が変わってくる。

アストラアスペラ

引用元:彼方のアストラ

 

「地球」というワードは一度も出ていないんですよね。

全部見返してみましたが、うまいこと避けられていて凄い。

 

物語の「舞台」自体も、読者を騙す設定がいくつもありましたね

  • 最初に出てきた2063年という数字が中途半端
  • 45年程度でここまで人類が発達するはずがないのでわかる

とかとか。

数字に敏感な人なら気づくかもしれない絶妙なライン。

黒幕・刺客であるシャルスの話

黒幕・刺客であったシャルス。

彼については、物語内で語られている話以上の伏線はないですw

ただ、犯人がシャルスだった事実を知った上で、

彼の最後の「どう動けばいい!?」という台詞を見ると意味が変わってくるよなーというのが見どころですね。

 

余談:ウルガーの兄が死んだ理由は?アニオリで保管されました

ウルガーの兄が死んだ理由について、原作では謎のままでした。

しかし彼方のアストラアニメ版の最終話では、しっかりと補完がされていました。

※アニメオリジナルエピソードが入っています

ウルガーと、ウルガーの父親との会話シーンが盛り込まれています。

 

完結済みの彼方のアストラを見る方法まとめ(漫画・アニメは無料?)

彼方のアストラを見る方法をまとめました。

とりあえず、お好きな方で良いと思います。

見る方法まとめ

  • 伏線を何度も読み返したい→漫画
  • 無料体験で安く見たい→アニメ

ちなみに、

  • 原作漫画「このマンガがすごい!」を受賞
  • アニメは「原作ファンから苦情少ない」=完成度が高い

という感じ。

パカログ

ぶっちゃけどっちも面白いんですよね

 

【全5巻】彼方のアストラを漫画で読む方法(無料で読める?)

彼方のアストラを漫画で全巻読むなら

という3つの方法があります。

完全無料ですべてを読む方法はありませんのでご注意を。

 

個人的にはAmazonで「まとめ買い」がオススメ。

たった5巻だけですし、結局「伏線が気になり何度読んでも楽しめる」ので買って損はしませんよ。

パカログ

Amazonのレビューも5つ星評価が多め

 

【1クール1話目~】彼方のアストラをアニメで見る方法(無料体験あり)

彼方のアストラをアニメで見るのもオススメ。

1クールしかないので、サクッと見られますよ。

今は各社の動画配信サービスで無料体験があるので、試してみると良いですよ。

  1. Amazonプライムビデオ
  2. dアニメストア
  3. U-NEXT

以上の3つがオススメ。

パカログ

どれも初回「無料体験」があります

 

総合的に見るとAmazonプライムビデオが一番使いやすいと思います。

 

まとめ:全5巻完結の名作漫画「彼方のアストラ」と関連作品

彼方のアストラは5巻とは思えない面白さがあるので、読んで損はしません。

「このマンガがすごい!」を受賞したのは伊達じゃないです。

見る方法は以下のとおり↓

見る方法まとめ

 

ちなみに「彼方のアストラ」が好きな人なら気に入る作品もいくつかありますので、興味があればどうぞ!

11人いる!」は彼方のアストラを彷彿とさせるような設定ですね。

宇宙船に紛れ込んだ「11人目」の正体は?…という話。

宇宙大学受験会場、最終テストは外部との接触を絶たれた宇宙船白号で53日間生きのびること。1チームは10人。だが、宇宙船には11人いた! さまざまな星系からそれぞれの文化を背負ってやってきた受験生をあいつぐトラブルが襲う。疑心暗鬼のなかでの反目と友情。11人は果たして合格できるのか? 萩尾望都のSF代表作。

引用元:11人いる!

1冊だけなので、興味があればどうぞ。

パカログ

昔の作品ですが、名作です。

 

明らかに影響を受けた藤子・F・不二雄の短編集「宇宙船製造法」も面白いはず。

作者のインタビューを見るとわかりますが、この作品から影響を受けて作ったようです

バトル漫画を自分でボツにして、SF路線で考えはじめたときに「(冒険に)行く」のではなく「帰る」物語にしたらイケるんじゃないか、って思ったんですよ。そのときに思い出したのが『宇宙船製造法』でした。

『宇宙船製造法』は、宇宙船が故障して遭難し、船員たちが地球型の星で共同生活をしながら、地球に帰る方法を探っていく話です。「ああいう感じでやればいいのかな」というのがヒントになりました。藤子・F・不二雄先生の短編集は、ものすごく勉強になります。

引用元:インタビュー

 

最後に、映画「インターステラー」も外せません。

私が個人的に超好きな映画監督クリストファー・ノーランの名作SF映画です。

「宇宙とミステリ」の話のクオリティとしては、最高レベルに面白い。

 

って感じ!

 

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