Audible無料体験で3000円もらえるのが超お得

Amazonを知れば現代のITビジネスが分かる。キャッシュフロー経営、プライム、マケプレのスゴさ

「Amazonを知れば現代のITビジネスが分かる!」という本を読みました。

元日本マイクロソフト社長の成毛眞さんの「amazon 世界最先端、最高の戦略」です。

ITに携わらないビジネスマンも必読の一冊です。

最強企業Amazonの戦略がわかる良本でした。

Amazonとは

Amazonとはどんな企業かというと

  • 世界最大のECサイト
  • ジェフ・ベゾスという天才が作ったサイト
  • プライム会員がお得なサイト

など様々な見方があると思います。

それはそれで真実なのですが、実はアマゾンの一側面しか表していません。

Amazonについてほんとうの意味で理解するには

  • キャッシュフロー経営
  • AWS
  • マーケットプレイス

という3つの事柄を知っている必要があります。

 

Amazonの「キャッシュフロー経営」

Amazonの屋台骨とも言えるのが「キャッシュフロー経営」です。

キャッシュフローとは、企業活動を通じて自由に使える現金のことです。

企業は、この現金を使って、

  • 設備投資
  • 借金返済
  • 利益形状

を行います。

 

Amazonは設備投資に全ブリ

Amazonが特徴的なのは「設備投資」にばかり現金を回している点です。

アマゾンは今も、毎年数千億円も設備投資をして、物流倉庫、小売店などを建設しています。

その結果、GAFAと呼ばれる現代のIT四天王の中でも飛び抜けた成長をしています。

実際、2015年から3年間の株価の上昇は「4倍」も伸びています。

 

ちなみにGAFAはGoogle, Apple, FaceBook, Amazonの4企業(頭文字をとってます)

このGAFAについて書かれた本もありますが、成毛眞さんの本は「この一冊だけ読めばいい(Amazonだけ知ればいい)」と挑発的です。

アルパカ

たしかにこの「Amazon」本のほうが面白かった…

 

突出したキャッシュ・コンバージョン・サイクル(CCC)

突出したキャッシュ・コンバージョン・サイクル(CCC)というのも特徴です。

CCCは顧客から代金を回収するまでの期間です。

アマゾンの場合は、これがなんと「マイナス28.5日」だったそうです。

マイナスってどういうことかと言うと、ものを売る30日前に手元に現金が入る…ということ。

それゆえ、安定した経営が可能となり、色々な挑戦ができるのです。

 

AWSの出現はクラウド業界に革命を起こした

Amazonを大きく支えるのが「AWS(Amazon Web Service)」という企業向けのクラウドサービスです。

簡単に言うと、いろいろな処理をするコンピュータをアマゾンが所持しているコンピュータ(クラウド上にある)に任せることが出来るようになりました。

このAWSの出現はクラウド業界に革命を起こし、今や多くの企業が自社でサーバを持つことがなくなりました。

 

マイクロソフトのAzureを抜いた

クラウドの分野で有名だったのはマイクロソフトのAzureです。

しかし今や、IT専業のマイクロソフトを抜き、AWSが世界シェア一位を独走しています。

実際、一般消費者には知られていませんが、今や多くの企業ではAWSを使い、サーバ管理コストを減らし、効率的にIT経営をしています。

 

複数事業で収支を上げるビジネスモデル

複数事業で収支を上げるビジネスモデルも特徴的です。

例えば、プライム会員になれば、「無料配送サービス」を使うことができます。

このサービス単体で見れば、配送コストが高くなり、赤字になってしまうように思えます。

しかし、プライム会員は

  • リピーターになる
  • アマゾンで発注する量が増える(まとめ買いなど)

ということで、アマゾンにとっての良客になります。

 

プライム会員のとてつもない強さ

プライム会員を抱えることでアマゾンはビジネスに勝利しているとも言えそうです。

例えば、一般ユーザは年に700USドルの消費額ですが、プライム会員は約2倍の「1300USドル」の買い物をするそうです。

ちなみにアマゾン利用者の6割がプライム会員に加入しているらしく、アメリカだと4人に1人がプライム会員なのだとか。

 

日本のアマゾンプライム会員数は、おおよそ300万~600万人と言われています。

今はまだ月額400円程度とかなり、お得ですが、今後は値上がりする可能性が高いです。

実際アメリカの年会費は一万円を超えています。

※元々は39ドルだったが、119ドルまで価格が引き上げられた

 

マーケットプレイスのスゴさ

Amazonといえば、その品揃えもスゴいです。

その裏側では、「マーケットプレイス」という仕組みが一躍を担っています。

マーケットプレイスとは、Amazon以外の外部事業者が出品できるサービスです。

※Amazon購入画面の「他の出品者を見る」から見ることができます

 

マーケットプレイスで扱う商品は、Amazonが自社で直販している品数の30倍以上(約3億50000品目)ほどだそうです。

このマーケットプレイスの仕組みのおかげで、Amazonは「地球上で最も豊富な品ぞろえ」を実現しているのです。

 

FBAのおかげで企業はマーケットプレイスを使う

FBAのおかげで企業はマーケットプレイスを使うというのもあまり知られていない事実です。

FBAとは「フルフィルメント・バイ・アマゾン」の略です。

これは簡単に言うと、アマゾンのインフラを借りることが出来るサービスです。

商品の補完、注文処理、出荷、決済、配送、返品対応まですべてをアマゾンがまとめて代行してくれます。

つまり、店舗やECサイトがなくても、Amazonの倉庫に送っておけば、あとは管理が不要ということです。

 

これにより、個人事業主、中小企業も休日の即日発送が可能になりますし、倉庫レンタル費用(変動する固定費)も不要になります。

また、FBAを使うことで、Amazonの商品販売の自分のページに「プライムマーク」を表示できます。

私もプライム会員なので、わかりますが、プライムマークがあると安心して頼めます(無料で当日or翌日に届くため)。

 

Amazon本を読めば今の世界のビジネスが分かる

Amazon本を読めば今の世界のビジネスが分かります。

そして日本のビジネスとの違いも分かります。

例えば、楽天とAmazonは似たサービスに思えますが、なぜこんなに差がついたのかということも、本書を読むと分かります。

※ヒントは「ビジネスモデルの違い」

 

ということで、現代の最先端のビジネスモデルが分かるスゴい一冊でした。

以上、「Amazonを知れば現代のITビジネスが分かる。キャッシュフロー経営、プライム、マケプレのスゴさ」というお話でした。

コメントはお気軽にどうぞ!(反映には時間がかかります)