あるアルパカの知恵

たのしくて、やくにたつ

仕事をやめて短期留学中の友人と話した夜

たまには日記でも。

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夜10時、友人Aから電話が来た

「俺、仕事をやめてフィリピンに短期留学に来ているんだ」

 

30歳手前の彼は、新卒で入った会社を今年の5月に辞めた

先週のことだった

辞めた理由を問いただすと

「田舎暮らしに飽きた」

「給料がたいして上がらない、会社に未来がない」

「仕事内容もつまらない」とのこと

 

世間でよく言われる「3年でやめる若者」の主張である

反発するでも批判するでもなく「もっともだよなあ」と思った

自分も同世代である、気持ちはわかる

 

転職先を決めた上での退職である

退職後すぐに働くという選択肢もあった

しかし貯金もあるし、英語の勉強がてら、海外に行こうと気軽に決断したそうだ

そして今、フィリピンにいる

 

こういった選択は、一昔前だと考えづらかったと思う

3ヶ月程度とはいえ、職歴に空白があるのは避けられていただろうし

大人になってからの海外留学という考えは物珍しいはずだ

 

人生は会社のためにあるのではない

電話口で彼と話して意気投合したのはその話題だった

 

我々20代が定年退職するタイミングはいつだろうか、70歳だろうか

そもそも定年退職という概念が存在する時代だろうか

本業、副業、そんな多彩な働き方が当たり前になる時代じゃないか

無数に枝分かれする未来

会社に居続けて出世を目指すことが人生なのだろうか

きっと違うんじゃないかという結論だった

 

退職を告げた時、会社の人、特に50代には止められたらしい

(彼は中国語、韓国語が喋れる国立理系卒の有能)

 

彼ら50代と我々20代の勝利条件は違う

かたや、年金も充分にもらえて、会社が10年存続すれば逃げ切れる彼ら

かたや、年金は充分にもらえず、会社が40年以内に潰れる可能性が高い我々

 

会社に言われたように勤め上げれば生き延びられるかというと、そんなことはない

それゆえ、彼ら50代の言葉は耳には入らなかったと言っていた

 

自分の人生の責任を持てるのは自分だし、道を選ぶのも自分だ

会社だけが人生じゃないし、楽しめる人生が良いよね、と

 

日々の仕事、人間関係にとらわれていた自分には強く響く言葉だった

今このままの道でよいのか、今このままのキャリアで良いのか

本当に手に入れたいものはなんだろう、楽しむためには何が必要だろう

 

仕事やめてフィリピンに行くことだけが正解ではない

しかし、彼の選択は私の心に確かな影響を与えた

 

そして最後に

フィリピンの留学生活最高だわ

日本や韓国から来た、かわいい女子大生がたくさんいて、とにかく毎日楽しい

と言っていた

 

わたしは気づいた

仕事をやめてフィリピンに行くことが、唯一の正解だと